『還魂』イ・ジェウクとファン・ミンヒョンが対決 ムドクを賭けた戦いの勝敗は?
今回ウクは戦いに敗れたものの、ムドクの気持ちを確信することができた。ムドクが自分の手で取り戻した“鳥の卵”は、今度こそ本来の威力を発揮するだろう。二人が対の“鳥の卵”を持っている限り、愛はさらに深まりピンチを救ってくれるはずだ。
ここで偽のブヨンに仕立て上げられているソイ(ソ・へウォン)は欲深さをあらわにする。以前、男たちに襲われているところを助けてくれたユルに興味を抱き、チン・ブヨンとして近づこうとしているのだ。問題なのはムドクと知り合いであること。ユルとムドクが親しい関係だとわかれば、ムドクを処理しようと企むだろう。
王宮に招かれたイ・チョル先生(イム・チョルス)はウク、ユル、パク・ダング(ユ・インス)を率いて乗り込む。そこで口にしたのは「私は還魂人です」とのカミングアウト。これが本当か嘘なのかはわからないが、王宮に潜む還魂人の反応を見るための発言であるのは確かだ。追い討ちをかけるのは戌の刻に届くように手配した献上品だろう。次回予告から献上品は鬼狗の入った“むく犬”だと予測される。還魂人を恐れている王に還魂人を見つけ出せる“むく犬”を献上するのはごく自然であり都合もいい。ここで動き出す人物が「氷の石」を持った還魂人だと目星がつく。
一方のムドクは、自分の過去を探ろうとしていた矢先に仲介人が血を流して倒れている現場に遭遇する。そこにジンが現れてしまう。まるでムドクが殺害したシチュエーションだ。ソイを知る者を排除していたチン・ムのもとにムドクの名前が挙がったのだろうか。仲介人に次いでムドクも殺すつもりだったのか、罪をなすりつけるためにおびき寄せたのか。いずれにしても、ムドクがブヨンである可能性を危惧するチン・ムは、不安要素を消したいはず。
ウクが治水の域に達し、還魂人が王宮に現れた噂は失踪中のチャン・ガン(チュ・サンウク)を呼び戻すだろう。チン・ムらの切り札は帝王星の下に生まれた子であるウク。この事実が明るみになれば、ウクが追い込まれテホ国の未来が危うくなる。全ての始まりとなったチャン・ガンはこの20年間、何を目的に失踪し、どんな姿で戻ってくるのだろうか。
■配信情報
『還魂』
Netflixにて独占配信中
(写真はtvN公式サイトより)