『ちむどんどん』「過去と未来が私の人生」 重子に告げた言葉に詰まった房子の信念

『ちむどんどん』あらゆるものと戦う房子

 『ちむどんどん』(NHK総合)第82話では、矢作(井之脇海)が「アッラ・フォンターナ」の権利書と売上金を持ち逃げした件が、さらなるトラブルを巻き起こしていたことが判明した。

 前回のラストで店にやってきた、見るだけで明らかにカタギの仕事をしてなさそうなグループ。そのうちのリーダーの男・権田(利重剛)がオーナーの房子(原田美枝子)に対して、矢作が借金を返済しないまま夜逃げしたことを告げた。しかも、盗んだフォンターナの権利書を借金にあててほしいと彼らに渡したことも。

 彼らは「みかじめ料を払え」と房子に要求。「みかじめ料」とは、いわゆる“しょば代”だ。しかし、そんなものは払わないどころか権利書もいずれ取り返すと宣言する房子。「あなた方とお付き合いするつもりはありません」とキッパリ言う彼女は頼もしいが、逆に部下の前でメンツを潰された権田の怒りを買い、状況を悪化させてしまうことに。

 オーナーとして、この先どんなことがあろうと従業員を必ず守る、と言い切る房子に、暢子(黒島結菜)をはじめとするフォンターナのメンバーは安心する。特に暢子に対しては、次の日に和彦(宮沢氷魚)の母・重子(鈴木保奈美)が来店することを知った上で「いつも通りのおもてなしで」とアドバイスをするのであった。

 一方、暢子から話を聞いた和彦は、房子が三郎に今回のことを相談したがらない理由を聞く。房子と三郎は結婚するはずだったものの、何かがあって三郎は今の妻・多江(長野里美)と添い遂げたのだ。暢子が多江に、重子がフォンターナに来る話をした時から、多江は何となく房子のことを考えていそうな気配があった。三郎にもそのことを話す彼女は「今は親に決められた相手と結婚する時代じゃなし、どんなに反対されても負けないでほしいと思っています」と言っていたが、この台詞が三郎と多江、房子の過去の三角関係にも関係しているのだろうか。近々何があったかが明かされそうだ。

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