『ちむどんどん』矢作が売上金と権利書を窃盗 セキュリティーの甘さにツッコミの声も

『ちむどんどん』矢作が売上金と権利書を窃盗

 朝ドラ『ちむどんどん』(NHK総合)第81話では、「アッラ・フォンターナ」の売り上げと権利書が元従業員・矢作(井之脇海)に盗まれる事件が発生。店のセキュリティーの甘さに、視聴者からツッコミが相次いだ。

 矢作といえば、元は厨房の花形であるストーブ前を巡り、暢子(黒島結菜)とバチバチやり合ったライバル。入院した二ツ橋(髙嶋政伸)の代わりに一時シェフを任された暢子にも冷たく当たった。しかし、暢子が素直に仲間を頼り始めると、矢作も協力的な姿勢を見せるように。同じ料理人として良き理解者になっていくかと思われたが、第61話で前触れもなく退職。2人の従業員も巻き添えにし、多大な迷惑をかける形でフォンターナを去った。

 そんな矢作がすっかり変わり果てた姿で再登場。二ツ橋の話によると、麻布の一等地に自分の店を出したことで資金繰りに苦労しているようだ。彼は房子(原田美枝子)に退職金をせびりにきただけに飽き足らず、バックヤードから売上金と権利書を盗み出す。

 矢作が犯人だと分かったのは、窓ガラスも鍵も壊されていなかったこと。そして、房子が夜分遅くに店の近くで彼を見かけたからだった。矢作は退職後も持ち続けていた店の鍵を使って、中に入り込んだのだろう。

 つまり、房子は元従業員から店の鍵を返してもらっていないにもかかわらず、鍵を交換しなかったことになる。しかも、矢作の不審な行動を見かけてもなお、すぐさま売上金などを確認しなかった房子に対し、「そんな大事な物、普通は返してもらうでしょ」「脇が甘すぎる」「フォンターナのセキュリティーどうなってるの?」と視聴者から疑問視する声が挙がった。

■放送情報
連続テレビ小説『ちむどんどん』
総合:午前8:00〜8:15、(再放送)12:45〜13:00
BSプレミアム・BS4K:7:30〜7:45、(再放送)11:00 〜11:15
※土曜は1週間を振り返り
主演:黒島結菜
作:羽原大介
語り:ジョン・カビラ
沖縄ことば指導:藤木勇人
フードコーディネート:吉岡秀治、吉岡知子
制作統括:小林大児、藤並英樹
プロデューサー:松田恭典
展開プロデューサー:川口俊介
演出:木村隆文、松園武大、中野亮平ほか
写真提供=NHK

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