細田佳央太、『家庭教師のトラコ』守役は自身と正反対? 「沢山の演出を受けました」
インタビューコメント全文
ーー初回スタート後の周りの反響は?
細田:東大を目指すことに関しての声があったのは僕も聞きました。こうも短期間で2度受験することになるとは想像していなかったので、なんだか不思議な気持ちです。自分が演じている守に関しては、彼の本当にやりたいことが分かったときにどのような反響があるのかを楽しみにしています。
ーー守を演じるにあたって、どのような役作りした?
細田:遊川さんからは楽しんでと。正直、守に関してはすごく演じるのが難しいと感じていて。というのも僕と守のキャラクターが正反対にあるというか、僕自身、おちゃらけることがそんなに無いので、話し方一つとっても難しく感じますし、守のセリフひと言ひと言の量がちょっと多めなので、台詞の抑揚だったりは本読みの段階から監督含めて沢山の演出を受けました。僕自身が不器用なので、役を掴むにも時間がかかりますし、演出に応える時に頭が固くなってしまうので、それだと守にはまた遠のいてしまうという悪循環で。それを解すためにも遊川さんからはリラックスと楽しんで演じてほしいと言って頂きました。
ーー共演された橋本愛、母・里美役の鈴木保奈美とは現場でどのような話を?
細田:それこそ、1話放送後の撮影では橋本さんに「東大受けるの2回目なんですね」と言って頂けて、その場に保奈美さんもいらっしゃったので、「中々無いですよね」と。撮影中はそんなような雑談しかしてないかもです(笑)。
ーートラコ先生の七変化は?
細田:僕は妖しいトラコ先生しか見ていないので、放送を見て、(逆に失礼かもしれませんが)本当に凄いなと思います。少なくとも4面のトラコ先生がいて、ただ人格が変わっているというよりは衣装に合わせてキャラクターを自由に変えてらっしゃるので視聴者の皆さんと同じように毎回楽しみに見ています。
ーー実際にトラコ先生が来るとしたら?
細田:合格率100%という謳い文句は強いですし、事実だと思うので受験の面は心強いなと。ただ受験生よりもそのご家族の方が大変だと思うので、トラコ先生が来たとしたら中々大変な受験期間になるなと思います。
ーー第3話の見どころは?
細田:多分、2話の最後で守の本当にやりたいことに気づいた方も沢山いると思います。20万という大きなお金を高校3年生の守がどう使うのか。一見おちゃらけている守ですが、その20万というお金があるからこそ、将来の夢に対する本気度と真っ直ぐな想いを感じて頂けると思います。何より、トラコ先生に引っ掻き回される上原家を是非、楽しんで観ていただけたらと思います。
■放送情報
『家庭教師のトラコ』
日本テレビ系にて、毎週水曜22:00〜23:00放送
出演:橋本愛、中村蒼、美村里江、細田佳央太、板谷由夏、鈴木保奈美、加藤柚凪、阿久津慶人
脚本:遊川和彦
チーフプロデューサー:田中宏史、石尾純
プロデューサー:大平太、田上リサ(AX-ON)
演出:伊藤彰記、岩本仁志
制作協力:AX-ON
制作著作:日本テレビ
(c)日本テレビ
公式サイト:https://www.ntv.co.jp/torako/
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