2022年夏ドラマでも活躍! 平手友梨奈、加藤清史郎、南沙良ら『ドラゴン桜』卒業生

平手友梨奈良ら『ドラゴン桜』卒業生の活躍

 2021年4月期に放送された日曜劇場『ドラゴン桜』(TBS系)で、東大を目指した生徒役として活躍したフレッシュな俳優たちが今、さまざまなところで活躍中だ。

 『ドラゴン桜』で偏差値が学年最下位ながら、最終的に東大合格を勝ち取った瀬戸輝を演じたKing & Princeの高橋海人は、4月クールで木村拓哉が主演を務めたドラマ『未来への10カウント』(テレビ朝日系)に出演。弱小ボクシング部の部長である伊庭海斗を演じた。ボクシングにかける情熱が人一倍強かった伊庭は、桐沢(木村拓哉)から熱い指導を受けた。結果として、試合には勝てなかったものの、何かが吹っ切れたような表情で、東大を目指すことを宣言した伊庭の姿は印象的だった。そして見事、伊庭は東大に合格。高橋が演じた役が2度も東大合格を果たしたことは大きな話題にもなった。

志田彩良と鈴鹿央士『かそけきサンカヨウ』(c)2020 映画「かそけきサンカヨウ」製作委員会

 文系トップの成績を持ちながらも、ある事情から就職を希望していた小杉麻里を演じた志田彩良は、今泉力哉監督作『かそけきサンカヨウ』で主演を務めた。家庭環境によって早く大人にならざるを得なかった、大人と少女の狭間のような高校生の陽をリアルに演じた志田。自身もこの作品を「20代でもう一度主演をすることが目標の1つだった」(※1)と大切にしており、女優として着実にステップを重ねている。

 そして、すでに7月クールドラマにも活躍している卒業生たちがいる。

 『六本木クラス』(テレビ朝日系)で主人公の宮部新(竹内涼真)を支えるヒロインの1人、麻宮葵を演じているのが、スポーツ医学を学びたいと東大を志したバドミントン選手、岩崎楓を演じた平手友梨奈だ。葵は運動神経抜群、IQ162の天才少女である一方、自己中心的なキャラクター。クールなところは似ているが、何かと世話焼きだった楓とは正反対の性格だ。オリジナルの『梨泰院クラス』に沿って、第3話では新との恋愛要素も動き出した葵。平手がこれからどんな演技を見せるのかに注目が集まっている。

平手友梨奈と鈴鹿央士『六本木クラス』(c)テレビ朝日

 同じく『六本木クラス』で、葵に好意を抱いている同級生、長屋龍二として出演しているのが、『ドラゴン桜』では藤井遼を演じた鈴鹿央士。『かそけきサンカヨウ』での志田につづき『六本木クラス』では平手と、鈴鹿は元同級生との共演が続いている。

 藤井は最初は東大を目指す生徒たちを見下していたが、次第に自らの弱さを受け入れ、成長を遂げた。鈴鹿は、敵とも味方とも受け取れるような人物を巧みに演じることができる。新の敵となる長屋ホールディングスの次男だが、愛人の子という複雑な背景を持っている龍二を鈴鹿はどう演じていくのだろうか。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる