『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』にBTSも夢中? パク・ウンビンにはオファーが殺到
最新回が配信されるたびにTwitterではトレンド入りし、「タイムラインがウ・ヨンウ祭り」「来週まで待てない」といった声や、本作の魅力にどハマリする視聴者が続出中の『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』。韓国芸能界でもBTSのRMやジミンが作中の真似をしたり(※1)、その勢いはとどまるところを知らない。
そして、ウ・ヨンウを演じるパク・ウンビンとイ・ジュノ役のカン・テオの人気が爆発中で、韓国ではパク・ウンビンへの次作オファーやCM出演依頼が殺到しているようだ。カン・テオが本作終了後に兵役に行くことを言及していることで、日本でも「兵役行かないで」「兵役行くの大号泣」など嘆く声がネットに溢れている。また、毎話の豪華カメオ出演と、特別出演の俳優も話題に上がることが多く、第9話では、今大注目のク・ギョファンが被告役で登場し、素晴らしい演技を見せた。
第9話、第10話では、社会が抱える重い問題を題材とし、難しいが変えていかなければならない問題が描かれた。わたしたちへの問いかけを与えるとともに、扱う題材が重いものであればあるほど、バランスをとるかのようにヨンウとジュノの甘いロマンスが気持ちを癒してくれる。視聴者を熱くさせるヨンウとジュノの二人の恋はますます盛り上がりをみせるが、二人にもリアルに起こりうる問題に直面した。
第9話では、過剰な競争社会の犠牲となる子どもたちへの問題提起がなされた。最近の作品では『アンナラスマナラ ー魔法の旋律ー』でも表現されており勉強ばかりの子どもたちの現代の教育事情に一石を投じた。学校が終わり、塾へと直行し、夜遅くまでトイレも自由に行けず勉強漬けの子どもたち。親は子どものためにと習い事と塾に行かせる。ク・ギョファン演じるパン・グボンが、子どもたちを勉強から解放するために、塾ではなく山へ連れて行き、存分に遊ばせる。
「子どもは今すぐ遊ぶべし」「子どもは今すぐ健康になるべし」、遊んで遊んで遊び倒すことを子どもたちに指令するグボン。目を輝かせて遊ぶ子どもたち。裁判でのグボンと子どもたちの姿に涙が溢れた。すべての大人たちへ届いてほしいメッセージが詰まっている。競争社会が生み出したものが何か、得たものと引き換えに失くしたものが膨大であることがわかる。また、子どもたちの健康問題にも触れている。遊びから生み出される想像力の持つ可能性は計り知れないものがある。