中村倫也、赤楚衛二を「ファンタジスタ」と称える 『石子と羽男』の天然エピソード炸裂

中村倫也、赤楚衛二は「ファンタジスタ」

 7月8日より放送がスタートするTBS系金曜ドラマ『石子と羽男―そんなコトで訴えます?―』の制作発表会が7月1日に都内で行われ、有村架純、中村倫也、赤楚衛二、おいでやす小田、さだまさしが登壇した。

 本作は、4回司法試験に落ちた崖っぷち東大卒パラリーガル・石子(有村)と、1回で司法試験予備試験と司法試験に合格した高卒の弁護士・羽男(中村)の“石羽コンビ”が、誰にでも起こりうる珍トラブルに挑む異色のリーガル・エンターテインメント。

 会見は潮法律事務所のセット内で行われ、司会担当の小田が「(MCを)誰に頼んどんねん!」などとおなじみの小田節で会場を盛り上げた後、共演者がセットの遥か奥から登場。ゆったりと歩く姿に「ストロークが長い! プロレスラーか!」とツッコむ小田だったが、中村から「(呼び込みまでが)ちょっと長かった」とダメ出しされ、「小声で言うのはマジだから」と焦る小田にキャストが大笑いするなど、さっそく和気あいあい。

 さらに、小田演じる塩崎について中村が「チャーミングで、本作の隠れヒロインだと思ってます」と語ると、有村も「すっごくかわいい。小田さんファンも増えるんじゃないかな」と同調。すると、突然「増えるか!」と大声を出す小田に、目を丸くする有村。これを見た中村は、「びっくりしちゃうから、叫ぶ前に言ってください」と小田に注意を促し、さだは「声帯強いよね」と感心するなど、それぞれのペースでトークが進んでいく。

 そんな中、現場に入ってから「そばを食べながら話して」などと言われても、タイミングがわからないと打ち明ける小田。アドバイスを求められた中村は「僕は出たとこ勝負。喋れなくてもいい、だって食べるんだもん」と自然の流れを大切にしているといい、有村はテストの際に良きタイミングを伺っていると告白。一方、赤楚は「全部食べたいなと思ってガッて食べちゃうから、詰まっちゃう」と苦笑い。中村は「(赤楚は)計算したいんだけどできない人。口に入れすぎてセリフが出ない時もあったし、自分の番がもうすぐ来るってスタンバイかけてるのが監督にバレて、『無駄にそばをほじほじし過ぎです』ってNGになってた」と裏話を明かした。

 赤楚の“天然エピソード”で現場が盛り上がることは多々あるようで、小田は、記者会見前にスタッフから「(会場で)座る椅子の上にマイクが置いてあります」と説明を受けた際に、赤楚が慌てて立ち上がり、今座っていた椅子を確認していたと暴露。「ケツの感覚でわかるでしょ」と声を上げる小田に、赤楚は「浅く座ってたから、もしかしてと思って」と照れ笑いを浮かべた。

 そんな赤楚のことを「ファンタジスタ」と称した中村が、「彼と芝居するときは、いつでもアドリブでツッコめるように。そっちのほうが面白くなるから」とほほえむと、赤楚も「いつも拾ってもらって、助けてもらってます」と感謝。中村は「だから楽しいですよ」と声を弾ませた。

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