『二十才の微熱』『川の底からこんにちは』など上映 「PFFスカラシップ傑作選」7月開催

 「PFFスカラシップ傑作選」が7月16日よりユーロスペースほかにて全国順次開催されることが決定した。

 日本映画界を牽引する監督たちの商業デビュー作を世に送り出してきた、ぴあフィルムフェスティバルの映画製作プロジェクト「PFFスカラシップ」。1984年の創設から38年を迎える2022年今夏、PFFスカラシップ作品の新作2作『猫と塩、または砂糖』『裸足で鳴らしてみせろ』の連続公開を祝して、「PFFスカラシップ傑作選」と題し、過去のPFFスカラシップ作品の名作を35mmフィルム上映で振り返る。現在、PFFや国立映画アーカイブ所蔵の上映可能な35mmフィルムから、各劇場がセレクトする“ミニシアターセレクション”での上映となる。35mmフィルムならではの光や色彩表現をスクリーンで堪能できる。

 東京では、PFFスカラシップ新作2作連続公開を実施する渋谷・ユーロスペースにて、橋口亮輔監督『二十才の微熱』、李相日監督『BORDER LINE』、荻上直子監督『バーバー吉野』、内田けんじ監督『運命じゃない人』、石井裕也監督『川の底からこんにちは』の5作品を、7月16日から7月22日までの1週間、PFFスカラシップ新作連続公開の1本目『猫と塩、または砂糖』の初日前日まで上映。期間中の上映スケジュールに合わせて、橋口監督、李監督、荻上監督、内田監督の来場が決定し、トークイベントを開催する予定となっている。

 また、本企画は、東京「ユーロスペース」での上映後、関西などの劇場で順次公開する予定。上映劇場及び各セレクション作品は公式サイトにて発表される。

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■公開情報
「ミニシアターセレクション 35mmフィルムで蘇る!PFFスカラシップ傑作選」

<ユーロスペースセレクション>
7月16日(土)~22日(金)まで上映
※上映作品は以下の5作品
※連日18:30~の回
※監督が来場してトークイベント開催予定
7月16日(土)『二十才の微熱』
7月17日(日)『BORDER LINE』※李相日監督来場(予定)
7月18日(月・祝)『二十才の微熱』※橋口亮輔監督来場(予定)
7月19日(火)『運命じゃない人』※内田けんじ監督来場(予定)
7月20日(水)『川の底からこんにちは』
7月21日(木)『バーバー吉野』※荻上直子監督来場(予定)
7月22日(金)『二十才の微熱』
料金:一般1,500円(税込)
学生・シニア・会員:1200円(税込)
※ゲスト登壇者は予定につき、予告なく変更となる場合あり

『二十才の微熱』
監督・脚本:橋口亮輔
出演:袴田吉彦、遠藤雅、片岡礼子、山田純世、佐藤垣治
1992年/114分/カラー/35mm
(c)ぴあ・ポニーキャニオン

『BORDER LINE』
監督:李相日
脚本:李相日、松浦本
出演:沢木哲、前田綾花、光石研、村上淳、森下能幸
2002年/118分/カラー/35mm
(c)PFFパートナーズ

『バーバー吉野』
監督・脚本:荻上直子
出演:もたいまさこ、米田良、大川翔太、村松諒、宮尾真之介、石田法嗣
2003年/96分/カラー/35mm
(c)PFFパートナーズ

『運命じゃない人』
監督・脚本:内田けんじ
出演:中村靖日、霧島れいか、山中聡、眞島秀和、近松仁
2004年/98分/カラー/35mm
(c)PFFパートナーズ

『川の底からこんにちは』
監督・脚本:石井裕也
出演:満島ひかり/遠藤 雅/相原綺羅/志賀廣太郎/岩松了
2009年/112分/カラー/35mm
(c)PFFパートナーズ

企画制作:マジックアワー
企画協力:一般社団法人PFF
公式サイト:https://www.hadashi-movie.com/pff/

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