『ちむどんどん』博夫に「気の毒」の声も 石川本家を突破する鍵となるのは?

『ちむどんどん』博夫に「気の毒」の声も

 『ちむどんどん』(NHK総合)第53話が放送された。SNS上では、トラブルメーカーである兄・賢秀(竜星涼)のアドバイスに従ってしまう暢子(黒島結菜)へのツッコミも多く見られたが、第53話でもう1つ描かれていたのが良子(川口春奈)と博夫(山田裕貴)の夫婦問題である。

 良子に「うちが働くことをご両親に認めさせて」と言われた博夫は「那覇の両親にはもう反対させない! 必ず説得して、迎えに来るから」と真剣な表情で返すのだが、次の瞬間に映し出されたのは、祖父、叔父、父の前で怯える博夫の顔だった。家族に気圧された博夫は「仕事に復帰することは諦めろときっぱり言ってきます!」と、良子を前にしたときとは正反対のことを口にした。

 SNSでは妻と家族の間に挟まれた博夫に対して「博夫は腹をくくったにしては情けない結果に」「この祖父たちに一人で立ち向かうのはそりゃ怖いよね。博夫が気の毒な気もするが」などのコメントが見られたが、「良子は博夫と一緒に戦ってほしい」「働きたいのは自分なんだから博夫の実家に直談判しに行くべき」など、良子に対する意見も。それから博夫の母や祖母など、石川家の女性陣が出てこなかったことに対して「嫁は発言などさせてもらえない、同席すら許されない家なのかな」と推測する人もいれば、第11週最終日に博夫の母らが良子と博夫の問題を解決するキーパーソンになるのではと予想する人もいた。

 本作では、暢子がいる東京と良子らがいる沖縄の物語が交互に描かれている。暢子の成長だけでなく、良子たちの展開も気になるところだ。

■放送情報
連続テレビ小説『ちむどんどん』
総合:午前8:00〜8:15、(再放送)12:45〜13:00
BSプレミアム・BS4K:7:30〜7:45、(再放送)11:00 〜11:15
※土曜は1週間を振り返り
主演:黒島結菜
作:羽原大介
語り:ジョン・カビラ
沖縄ことば指導:藤木勇人
フードコーディネート:吉岡秀治、吉岡知子
制作統括:小林大児、藤並英樹
プロデューサー:松田恭典
展開プロデューサー:川口俊介
演出:木村隆文、松園武大、中野亮平ほか
写真提供=NHK

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