『パリピ孔明』英子の思いが詰まった曲がついに完成 千葉翔也と木村昴のラップバトルも

『パリピ孔明』英子の渾身の曲がついに完成

 その一方でKABEと赤兎馬カンフーの対決が始まろうとしていた。緊張のあまりトイレにうずくまっていたKABEだが、「俺はあいつらをレペゼンする」と心に誓ってステージに向かっていく。いよいよ始まった因縁の対決。赤兎馬カンフーの強さを再確認するKABEは「俺は俺の道進む for my life」「俺は俺のまんまこの挑戦に勝つ そして頂点に立つ」と負けじとフロウを重ね、圧巻のパフォーマンスを披露。司会が観客に勝敗を促そうとしたその時、赤兎馬カンフーがKABEの腕を持ち上げ、「お前の勝ちだ」と告げるのだった。

 千葉翔也と木村昴の魂のこもったラップバトルは第10話のハイライトだろう。「男子、三日会わざれば刮目して見よ」ーー旧友と出会い、地道な努力を重ねてきたからこそ今がある。KABEのラップには確かにこれまで感じられなかったバイブスがあった。

 次は英子がレコーディングに挑む番だ。キドが手掛けた楽曲を聞いた英子は「早く歌ってみたい」と心を踊らせていた。孔明とキドの賭けはキドが負けを認めたことで決着。孔明は「英子さんの歌を聞けば、必ず引き受けていただける」と最初から勝利を確信していた。英子の歌声を聞いた孔明は、かつての劉皇叔への誓いを思い出し、劉皇叔と英子を重ね合わせていた。

 レコーディングを重ねついに英子の曲が出来上がった。AZALEAに、七海に思いを馳せて、考えついた曲のタイトルは「DREAMER」。夢を追い続ける人という英子の思いと共鳴するタイトルだ。英子の思いは七海のもとへと届くのだろうか。

■放送情報
『パリピ孔明』
TOKYO MX、MBS、BS日テレにて放送中
キャスト:月見英子(CV.本渡楓/歌唱.96猫)、諸葛孔明(CV.置鮎龍太郎)、KABE太人(CV.千葉翔也)、久遠七海(CV.山村響)、オーナー小林(CV.福島潤)
原作:四葉夕卜・小川亮(講談社『ヤングマガジン』連載)
監督:本間修
シリーズ構成:米内山陽子
キャラクターデザイン:関口可奈味
プロップ設定:宮岡真弓、牧野博美
美術監督:東潤一
美術設定:藤井祐太
色彩設計:江口亜紗美
3D監督:市川元成
撮影監督:富田喜允
編集:高橋歩
特殊効果:村上正博
音響監督:飯田里樹
音楽:彦田元気(Hifumi,inc.)
音楽制作:エイベックス・ピクチャーズ
アニメーション制作:P.A.WORKS
製作:「パリピ孔明」製作委員会
(c)四葉夕卜・小川亮・講談社/「パリピ孔明」製作委員会
公式サイト:https:// paripikoumei-anime.com
公式Twitter:@paripikoumei_pr

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