『悪女(わる)』麻理鈴が世代ギャップを埋めて“先輩”に “恋人候補”は小野が一歩リード?

『悪女(わる)』麻理鈴がついに“先輩”に!

 ポンコツ新入社員・麻理鈴(今田美桜)が、ついに先輩に! 『悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~』(日本テレビ系)は、第2章に突入する。

 「今日から、先輩になるんです!」と張り切る麻理鈴に、峰岸(江口のりこ)は新たな出世100か条を授けた。それは、「先輩とは、先に入ってきた仲間。後輩とは、後から入ってきた仲間」というもの。この言葉に、考えさせられた人も多いのではないだろうか。

悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~

 私たちは無意識のうちに、「先輩だから、失敗は許されない」と自分に負荷をかけてしまっている。後輩の立場からすると、先輩に意見をすることができなかったり。先輩後輩の上下関係とは、いつの時代もシビアなものだ。けれど、先輩も後輩もともに頑張る“仲間”なのだと思うと、心が軽くなっていく。

 世代ギャップを埋めるための秘策を、麻理鈴とともに考えた第6話。スポットが当たった社員は、清掃スタッフのアルバイトをしていた山瀬くん(高橋文哉)だ。どこか謎に包まれていた彼が、麻理鈴の後輩としてオウミに入社してくるなんて……。しかも、清掃員をしていたのは、会社の情報収集をするためだったらしい。爽やかな好青年に見えるが、意外と“わる”である。

悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~

 オウミのことを、“古い体質の残る会社”と評する彼は、将来起業するまでの腰掛けとしか思っていない。同じく新入社員の板倉(石井杏奈)も、「3年したら、キャリアアップのために転職する」と考えているため、会社に骨を埋める覚悟の小野(鈴木伸之)は驚かされっぱなしである。しっかりとしたプランを持っているのはいいことだが、それを先輩の前で言うべきではないのでは……? と焦ってしまうのも、世代ギャップなのだろうか。

 効率重視の山瀬&板倉と、回り道でも着実にこなしていきたい小野。生きてきた時代が異なる両者の考えが、合致するはずがない。Z世代の2人は、いい企画を思いついたら、すぐにクライアントに提出するべきだと考えている。一方の小野は、「まずは、先方の温度感を探ってから……」と後輩の意見に耳を貸そうともしない。間に挟まれる麻理鈴のポジションも、難しいところだ。

悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~

 調子に乗っている山瀬と板倉は、さらに度を越した行動をしでかす。小野が体調を崩した隙に、取引先に企画書を渡してしまうのだ。相手の気持ちを考えないグイグイな営業に、先方は大激怒。何も相談してもらえなかった麻理鈴は、「田中が先輩になれてないってことなんですね」と落ち込んでしまい、社内に険悪なムードが漂う。

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