松本まりか、『妖怪シェアハウス』お岩さん役への反響に喜び 「この役に出会えて良かった」

松本まりか、お岩さん役への反響に喜び

続編でさらに深まった小芝風花への愛情

――キャストのみなさんの空気感が実に良さそうです。しかもみなさん達者な方たちばかり。今お話しに出た大倉さんは、「アドリブ妖怪」と言われているとか。

松本:今回は特に過剰に反応することが多くて、私もどんどん楽しくなってしまって脚本を超えてしまうこともあるんです。そうすると大倉さんがそれにツッコんでくれるんです。それでちゃんとオチが着くというか。そのアドリブを言ってほしいがために、私ももっと過剰になることもあったりして、それも楽しいです。世代も年齢も性別も、生きて来た道のりも全然違う5人だけれど、とっても調和しています。誰ひとり変にピリピリさせる人がいなくて、平和でおしゃべりが尽きないんです。

――お岩さんから澪への愛情も深まっていると思いますが、松本さんから小芝さんへの愛情も深まっていますか?

松本:深まってますね(笑)。風花ちゃんって愛せるんですよ。何ていうんだろう、ブラックな一面が全然なくて、透明感があって、ピュアでまっすぐで、一生懸命で可愛らしい。それでいてお芝居がまたステキなんです。このシリーズって、妖怪たちのわちゃわちゃした面白さに目が行きがちですけど、やっぱり幹は澪。平凡なんだけど、キラッと輝いている主人公がいるからで、それは風花ちゃんの空気とお芝居があってこそなんです。風花ちゃんがいてくれるから、『妖怪シェアハウス』が成り立っているんですよね。

――世の中は楽しいことだけじゃありませんが、だからこそ『妖怪シェアハウス』のような作品が元気をくれたり、笑いながらもいろんなことを考えさせてくれます。最後にひと言いただけますか。

松本:本当に楽しい作品なのですが、その中にしっかり通っているものがあって、すごく社会的なことを言っていたり、人生の中でも大切なことが詰まっています。子どもから大人まで、楽しく観ながら、実は大事なことを教わることのできるドラマだと思います!

■放送情報
土曜ナイトドラマ『妖怪シェアハウス-帰ってきたん怪-』
テレビ朝日系にて、毎週土曜23:00〜23:30放送
出演:小芝風花、松本まりか、毎熊克哉、豊田裕大、池谷のぶえ、池田成志、大倉孝二
脚本:西荻弓絵、綿種アヤ(7話)
演出:豊島圭介、山本大輔
エグゼクティブプロデューサー:内山聖子(テレビ朝日)
プロデューサー:飯田サヤカ(テレビ朝日)、宮内貴子(角川大映スタジオ)
制作:テレビ朝日
制作協力:角川大映スタジオ
(c)テレビ朝日

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「インタビュー」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる