『バズ・ライトイヤー』最新予告編公開 監督&クリス・エヴァンスからのコメントも
7月1日に公開される映画『バズ・ライトイヤー』の最新予告編が公開された。
本作は、『トイ・ストーリー』のバズ・ライトイヤーのオリジンストーリーで、世界で最も有名なスペース・レンジャーの誕生の秘密を描く物語。1995年の映画『トイ・ストーリー』で、アンディが夢中になった流行のテレビアニメ『バズ・ライトイヤー』の主人公をモチーフにしたおもちゃとして登場したバズ。バズ自身も当初自分はおもちゃではなく、本物のスペース・レンジャーと信じこんでいたが……。“もしもアンディが夢中になったバズ・ライトイヤーの物語の世界が実在したら?”という世界観を舞台に繰り広げられる。
監督を務めるのは、『ファインディング・ドリー』でアンドリュー・スタントンと共に共同監督を務め、『トイ・ストーリー』シリーズの短編『ニセものバズがやって来た』で監督を、『トイ・ストーリー・オブ・テラー!』では脚本・監督を務めたアンガス・マクレーン。彼は製作のきっかけについて、「アンディがバズ・ライトイヤーのおもちゃを欲しがるようになったのは、どんなテレビアニメを観たからなのだろう? 私はそれを見たかったのです」と語っている。バズ・ライトイヤーの声優は、『アベンジャーズ』シリーズなどでキャプテン・アメリカを演じたクリス・エヴァンスが担当する。
公開された予告編では、近未来的な惑星でバズがテスト飛行のミッション中に待ち受ける冒険の様子が描かれる。着陸した先で出会ったのはバズを送り出したスターコマンドのホーソーヤ中佐と同じ名前の宇宙服を着た女性との出会いや、飛行ミッション中に62年もの月日が過ぎてしまってたこと、バズはパイロットとして彼女とその仲間たちと共に、敵対する宇宙船を破壊するための壮大なミッションに出る様子が映し出されている。
マクレーン監督は「この映画のビジュアルが“シネマティック”であることを大事にしている。僕はこの映画を通じて“僕たちが愛する劇場体験”、みんなが映画館で他の人たちと一緒に映画を見る体験をしてほしいと願っているんだ」とコメント。
続けて、エヴァンスをバズ役に選んだ理由について、「アクション経験。ふざけ過ぎないのに笑いが生まれるコメディセンスと、シリアスなドラマの両方を同作内で上手くできる演技力。マジメなヒーローのキャラクターを演じた経験などから俳優の候補を考え始めたんだが、そうなるとクリス(・エヴァンス)は最初の候補であり、唯一の候補だったんだ」と明かした。
バズを演じたエヴァンスは、「創業当初からピクサー映画の大ファンでピクサーと一緒に仕事をするのは夢のようです!」と語り、「なぜ『バズ・ライトイヤー』の (ルーツの)物語を語る必要があるのか? 私は自信を持って『みんな安心してください。そして大いにワクワクしてください』と言えます」とメッセージを送った。
■公開情報
『バズ・ライトイヤー』
7月1日(金)全国ロードショー
監督:アンガス・マクレーン
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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