『ゴシップ』が切り込む“親ガチャ”問題の深層 黒木華を巡る恋愛もいよいよ本格化?

『ゴシップ』が切り込む“親ガチャ”の深層

 2021年の流行語大賞に、“親ガチャ”がノミネートされた。ガチャ(=カプセル玩具自販機)と同じで、自分で親を選ぶことはできない。その親に、当たり外れがあることを表現したのが、この言葉だ。

 しかし、心から「親ガチャ成功した!」と言える人は、どれくらいいるのだろう。貧困な家に生まれた人ならば、もっと裕福な親のもとに生まれていたら……と思うだろうし、立派な親を持って生まれた人にも、それなりの苦労がある。2月24日放送の『ゴシップ#彼女が知りたい本当の〇〇』(フジテレビ系/以下『ゴシップ』)第8話は、この親ガチャ問題がテーマとなった。

 今回、カンフルNEWSで議題に挙がったのは、立東大学の裏口入学について。ネットの書き込みから、ベンチャー企業の社長・城島久志(森岡豊)の息子に疑惑がかかっていると知った瀬古凛々子(黒木華)らは、取材を始めることにする。だがそこで、立東大学の学長・根津道真(飯田基祐)が、根津道春(溝端淳平)の父親であることが判明するのだ。

 裕福な家で育った根津だが、親ガチャに失敗したと思ってきた。記者になりたいと告げた時、父は一方的に「事実を暴いたところで、世の中がよくなるわけじゃない。そんな仕事は、無駄だ」と罵った。だから根津は、父を見返すために必死でもがいてきたのだ。

 根津の話を聞く限りだと、道真は利益のためならなんでもするタイプの人間に見える。裏口入学も、金ほしさに了承したのだろうと思った。けれど、ここで『ゴシップ』お決まりのどんでん返しが起こる。すべては、派遣秘書の坂田彩(松本妃代)が仕組んだフェイクだったのだ。

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