『鬼滅の刃』遊郭編は圧巻の作画の連発　最終回直前にポイントを解説

節々に浮かび上がる“煉獄さん”の偉大さ

　遊郭編の前に放送された無限列車編では、炎柱・煉獄杏寿郎が大活躍した。「誰も死なせない!!」という力強い言葉を叫びながら乗客全員を守った煉獄。その勇姿を間近で見ていた炭治郎・善逸・伊之助の3人は彼に尊敬の念を抱いていた。遊郭編でも3人の精神を支え続けたと言っても過言ではない。

　そしてもうひとり。圧倒的な強さを誇り、人格者である宇髄の中でも煉獄は生き続けていた。「俺は煉獄のようにはできねえ」と彼を一目置いていたのだった。煉獄は、亡くなってからもキャラクターたちの心の中に存在し続け、彼らを鼓舞していたのである。遊郭編を通して、煉獄さんの偉大さを改めて実感した。

　最終回では、前話で凄まじい爆発に巻き込まれた宇髄や炭治郎たちの行方、そして妓夫太郎・堕姫兄弟がなぜ鬼になってしまったのかに注目していきたい。

※煉獄杏寿郎の「煉」は「火」に「東」が正式表記。
※禰豆子の「禰」は「ネ」に「爾」が正式表記。

■放送情報
TVアニメ『鬼滅の刃』遊郭編
フジテレビ系にて、毎週日曜23:15～23:45放送
キャスト：花江夏樹、鬼頭明里、下野紘、松岡禎丞、小西克幸、沢城みゆき、石上静香、東山奈央、種崎敦美ほか
オープニングテーマ： Aimer「残響散歌」
エンディングテーマ： Aimer「朝が来る」
原作：吾峠呼世晴（集英社ジャンプ コミックス刊）
監督：外崎春雄
キャラクターデザイン：松島晃
アニメーション制作：ufotable
(c)吾峠呼世晴／集英社・アニプレックス・ufotable
公式サイト：https://www.fujitv.co.jp/kimetsu