ハーヴェイ・カイテルの雰囲気が一変する姿が 『ギャング・オブ・アメリカ』冒頭映像公開
公開中の映画『ギャング・オブ・アメリカ』の本編冒頭映像が公開された。
本作は、全米最大の犯罪組織「シンジケート」を率い、アメリカの暗黒街を支配した男の人生を描いたクライム・サスペンス・アクション。禁酒法時代から戦後まで、アメリカの暗黒街を牛耳った伝説のギャング、マイヤー・ランスキーの半生に、時代を行き来しながら迫っていく。
ランスキー役を『レザボア・ドッグス』のハーヴェイ・カイテル、作家役を『アバター』シリーズのサム・ワーシントンが演じる。また、本作の監督・脚本を担当したエタン・ロッカウェイの父親であるロバート・ロッカウェイは、実際に生前のランスキーにインタビューを行った、ワーシントンが演じる作家ストーンのモデルでもある。
公開された冒頭映像では、スポットライトを顔に当てられ、まるで警察での取り調べ捜査のようなシチュエーションでインタビューに答える年老いたランスキーの表情が切り取られている。「ランスキーさん、当局に追われる理由は?」とインタビュアーが質問を投げかけると、顔をしかめつつも「3億ドルを隠し持ってると新聞に書かれた」と答え、それが真実かと問われると、笑いながら「100万ドルももってない」と質問をかわし、その他、関与が疑われている事柄についても、「まったくバカげた話だ」と、自分は一切関与していないと質問を一蹴する。さらにインタビュアーが「組織犯罪は存在しますか?」と追及すると、ゆっくりと間をとってから重い声で「聞いたこともない」と答え、それまでと雰囲気が一変。ランスキーのキャラクターが垣間見える映像となっている。
■公開情報
『ギャング・オブ・アメリカ』
2月4日(金)より、新宿バルト9ほか全国ロードショー
監督・脚本:エタン・ロッカウェイ
出演:ハーヴェイ・カイテル、サム・ワーシントン、ジョン・マガロ
提供:ニューセレクト
配給:アルバトロス・フィルム
2021年/アメリカ映画/英語/119分/シネマスコープ/字幕:草刈かおり/原題:Lansky/R15+
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公式サイト:gang-of-america.com