マーベル新作ドラマ『ムーンナイト』ビジュアル＆予告公開　ディズニープラスで3月30日配信

　マーベル・スタジオによるオリジナルドラマシリーズ『ムーンナイト』がディズニープラスで3月30日17時より配信されることが決定し、あわせて予告編とキービジュアルが公開された。

　オリジナルドラマシリーズで初めてダーク・ヒーローを主人公に据えた『ムーンナイト』。新たなヒーロー、ムーンナイト役に抜擢されたのは、『スター・ウォーズ』シリーズ（2015年〜2019年）のポー・ダメロン役をはじめ、『DUNE/デューン 砂の惑星』（2021年）など次々と大作への出演を重ねるオスカー・アイザック。さらに、俳優だけではなく、脚本および監督、舞台演出、小説を手掛け、幾度もアカデミー賞にノミネートされたイーサン・ホークが、ムーンナイトに立ちはだかるヴィランを務める。

　監督を務めるのは、カンヌ国際映画祭ある視点部門への選出歴を持つ、エジプト出身の新鋭モハメド・ディアプ。さらに、インディペンデント系ホラー映画を手掛けてきたジャスティン・ベンソン＆アーロン・ムーアヘッドのコンビが抜擢された。

　公開されたのは、ムーンナイト誕生の瞬間を捉えた最新映像。「現実か夢か、区別がつかない」と意味深なセリフを放つ彼は、国立博物館のギフトショップで働く温厚で、うだつの上がらない主人公のスティーヴン・グラント。睡眠障害を持ち、夢の中でたびたび白いスーツを着た何者かと対峙するが、それが現実で起こっていることか、ただの夢か区別がつかない。夜通し何度も脳内にささやく声、悪夢にうなされ、自分で足を縛り付けたベッドから飛び落ちる朝。仕事場では「役立たず」と罵られ、スティーヴンは幻覚に怯える日々を過ごしていた。

　ある日、自室の見知らぬ携帯電話が鳴り響き、“マーク”と知らない名前を呼ばれ困惑する。自分は誰なのか、何に怯えているのか。そして、ついには無意識の内に銃を握っていたり、戦いに巻き込まれたり、自分の中に“自分以外の誰か”が潜んでいることに気づき始める。そして、スティーヴンは、彼の内に残酷なもう一人の人格“マーク・スペクター”が潜んでいることをやがて知ることとなる。コントロールできない残虐な“もう一人の自分”の存在……。そして、「狂気を受け入れろ」と声が聞こえた瞬間、真っ白なスーツに身を包む。暴力と残虐性に満ちた、もう一つの人格“マーク・スペクター”が現れ、彼に狂気が宿る時、マーベル・スタジオ初のダークヒーロー、ムーンナイトが誕生する。

■配信情報
ディズニープラス オリジナルドラマシリーズ『ムーンナイト』
ディズニープラスにて、3月30日（水）17:00より日米同時配信開始
出演：オスカー・アイザック、イーサン・ホーク
監督：モハメド・ディアブ、ジャスティン・ベンソン＆アーロン・ムーアヘッド
脚本：ジェレミー・スレイター
原題：Moon Knight
(c)2022 Marvel