『スパイダーマン』ジョン・ワッツ監督、『ファイナル・デスティネーション』新作を製作へ

ジョン・ワッツが人気ホラーシリーズを製作

 現在公開中で記録的な大ヒットとなっている『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のジョン・ワッツ監督が、『ファイナル・デスティネーション』シリーズ第6弾のプロデューサーに就任したことが報じられた。

 『ファイナル・デスティネーション』シリーズは、若者たちが逃れられない死の運命に追い詰められる恐怖を描いた人気ホラー。シリーズはこれまで、2000年の『ファイナル・デスティネーション』から、2011年の『ファイナル・デッドブリッジ』まで計5作が製作されており、前作より約10年ぶりの新作となる。

 シリーズ第6弾となる『Final Destination 6(原題)』は、2019年より企画が進行中であることが報じられていたが、パンデミックなどの影響により、計画が保留状態となっていた。

 『Final Destination 6(原題)』は、ワッツの原案を基に、『Bed Rest (原題)』の監督を務めたロリ・エヴァンス・テイラーと、『レディ・オア・ノット』で脚本を務めたガイ・ビューシックにより共同で執筆される。ワッツは、妻であり仕事上のパートナーでもあるダイアン・マグニグルと、過去にシリーズの製作を担当してきた、クレイグ・ペリー、シーラ・ハナハン・テイラーらと共に製作に携わる。

 『Final Destination 6(原題)』の製作チームに参加することに対しワッツは、「ダイアンも私も『ファイナル・デスティネーション』シリーズは、初期の頃から大ファンです。なので、オリジナルチームとNew Line Cinemaと一緒に新たな物語を作ることは、楽しくてエキサイティングなことになると思います」と公表している。

 また、過去の『ファイナル・デスティネーション』シリーズのプロデューサーを務めてきたペリーは、「ジョンとダイアンのシリーズに対する情熱は、彼らと一緒に仕事をすることが、どれほど楽しいかということを物語っています。シーラと私は、彼らのクリエイティブ力が、New Line Cinemaと共にこの『ファイナル・デスティネーション』シリーズの最新作を牽引していくことに、大変期待しており、楽しみにしています。ジョンの原案にガイとロリの手が加わることによって、観客(ファン)のみなさんが気に入る映画となるでしょう」とコメントしている。

 なお、監督や出演者などについては現時点ではまだ発表されていない。『Final Destination 6(原題)』は、HBO Maxで配信予定。

参照

‘Spider-Man’ Director Jon Watts to Produce ‘Final Destination’ Relaunch for New Line, HBO Max|Hollywood Reporter
'Final Destination 6' Is Heading to HBO Max With 'Spider-Man' Director Jon Watts Producing|Collider
‘Final Destination’ Franchise Revived With ‘Spider-Man’ Director Jon Watts Producing|Variety

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