【ネタバレあり】『ホークアイ』最終話にファン騒然 2人のキャラ登場が意味すること

『ホークアイ』最終話にファン騒然の理由

 一方、ちょっとファンを混乱させているのが、ホークアイことバートンの妻ローラ(リンダ・カーデリーニ)。ローラ自身は映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』に出ているのでいまさら驚かないのですが、今回の最終話で彼女がどうやら元S.H.I.E.L.D.の隊員であり、エージェント19号であったことが示唆されます(あの腕時計のくだりですね)。

 実はコミックではバートンはS.H.I.E.L.D.のエージェント19号と結婚しています。しかしコミックでの名前はローラではなく、バーバラ・“ボビー”・モース。科学者でもあり格闘技の達人。そしてキャプテン・アメリカの超人血清再現実験にも関わってきました。マスクをつけ、ヒーロー“モッキンバード”として活躍していたこともあります。モッキンバードとは鳥の名に由来します。ホークアイと並び鳥にちなんだヒーロー名というわけです。だからバートンの妻がS.H.I.E.L.D.のエージェント19号であることはコミックの設定と同じなのですが、問題はなぜローラという名前なのか? ということ。

 そしてもう一つややこしいのは、ドラマ『エージェント・オブ・シールド』には、すでにバーバラ・“ボビー”・モースは登場しているのです。この時演じていたのはエイドリアンヌ・パリッキ。『ホークアイ』などでローラを演じているのはリンダ・カーデリーニ。MCUとNetflixのキングピンは同じ(人が演じている)なのにMCUとドラマ版のエージェント19号は別人。この矛盾が今後説明されていくのでしょうか? とはいえ、まずはヴィンセント・ドノフリオのMCU入りを歓迎したい。この調子でクリステン・リッター演じるジェシカ・ジョーンズも復活してほしい!

■配信情報
『ホークアイ』
ディズニープラスにて独占配信中
(c)2021 Marvel
公式サイト:disneyplus.disney.co.jp/program/hawkeye.html

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