杉山すぴ豊のアメコミWeekly速報
『スパイダーバース』続編に登場、スパイダーマン2099とは 予告編の気になるポイントを解説
こんにちは、杉山すぴ豊です。ここ最近のマーベル、DCのアメコミヒーロー映画まわりのニュースや気になった噂をセレクト、解説付きでお届けします!
『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』がついに公開され、来月はいよいよ『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』がやってきます。ソニー・ピクチャーズが、スパイダーマン系のキャラを使って展開するもう一つのマーベル映画世界SSU=ソニーズ・スパイダーマン・ユニバースも大いに盛り上ってきました。そんな中ファンをさらに喜ばせるニュースが! 『SPIDER-MAN: ACROSS THE SPIDER-VERSE(PART ONE)(原題)』の予告編が全世界同時にリリースされたのです。本作は、アカデミー賞長編アニメーション部門でオスカーを獲った『スパイダーマン:スパイダーバース』の待望の続編。アメリカでは2022年10月7日公開予定です(日本公開は2022年内公開予定)。
予告編が公開されたことも嬉しいサプライズだったのですが、もう一つファンをビックリさせたのは、タイトルが『SPIDER-MAN: ACROSS THE SPIDER-VERSE(PART ONE)』だったこと。“パート1”ということは2部作以上というわけです。壮大なスパイダーバース・サーガということでしょうか?
では、予告編で気になるところを早速解説です。予告編の再生時間にあわせてご確認ください。
2秒目:“ユニバースは数多く存在する”。そう、このアニメ映画は本格的にマルチバース=スパイダーバースを扱った前作の続編です。したがって時空・次元を超えて様々なバースのスパイダーマンがまた集まる。しかも今回は“ACROSS THE SPIDER-VERSE”ですから、様々なバースを横断していくのでしょうか?
16秒目:ヘッドホンで音楽を聴きながらくつろいでいるマイルス・モラレス。このシチュエーション、この曲、これは『スパイダーマン:スパイダーバース』のラストシーンと同じです。ということは『スパイダーマン:スパイダーバース』の直後から話が始まる?
30秒目:バースを超えてスパイダーグウェンが登場。この時彼女が超えてくる次元の扉が、光の六角形であることに注目してください(これについては後述)。
40秒目:スパイダーグウェンがブレスレットをしていることに注目してください(これについても後述)。
57秒目:スクラップブック。ここに長距離バスのチケットがあることがわかります。前作で別世界から来たピーターとマイルスが、キングピンの研究所に向かうときに乗ったバスのチケットですね。
1分目:マイルスの部屋にあるおもちゃですが、よく見ると原作コミックでスパイダーマンが乗る車“スパイダーバギー”らしきものが棚に飾ってあるのがわかります。さらに色分けされたチームヒーローと思われる者たちのフィギュアが。アベンジャーズというよりパワーレンジャー(スーパー戦隊)モチーフですね。つまりマイルスくんは日本の特撮ヒーローものが好き?
1分23秒目:マイルスを外に誘うスパイダーグウェン。彼女の声を演じるのは前作同様、ヘイリー・スタインフェルド! そう、『ホークアイ』のケイト・ビショップ役です!!
1分32秒目:ふと思ったのですが、マイルスくんの顔、前作より青年っぽいですね。