相葉雅紀、『和田家の男たち』で初共演のAぇ! group 正門良規を絶賛 「とにかく可愛い」

相葉雅紀、初共演の正門良規を絶賛

 10月22日からテレビ朝日系で放送がスタートする金曜ナイトドラマ『和田家の男たち』の制作発表記者会見が10月18日に都内で行われ、主演の相葉雅紀らキャスト陣が顔を揃えた。

 会見には、主人公・和田優を演じる相葉を中心に、優の父・秀平役の佐々木蔵之介、優の義理の祖父・寛を演じる段田安則が揃って登場した。会見に先立ち司会を務めるテレビ朝日の下平さやかアナウンサーから「ご結婚おめでとうございます」と声をかけられると、相葉はにこやかに「ありがとうございます。これからも応援してもらえるよう精一杯頑張ります。どうぞよろしくお願いします」と答えた。

(左から)佐々木蔵之介、相葉雅紀、段田安則

 脚本を担当するのは、『長男の嫁』(TBS系)、『ふたりっ子』(NHK総合)、『知らなくていいコト』(日本テレビ系)などを手がけた大石静で、男3世代からなる“令和の家族の姿”を描く。

 登壇した相葉は「ネットの新人記者役をやらせていただきます。ドラマは3年ぶりになりますが全力で楽しく撮影しています。いい作品になるように頑張ります」と挨拶。佐々木は「ホームドラマとしてはもちろん、優の母であり妻がなぜ亡くなったのかという謎を解明していくという部分も楽しんでもらえたら」と見どころについて触れた。段田は「相葉さん、佐々木さんの2人とやれることが毎日楽しみです」と和気あいあいとした現場の様子を明かした。

 3人の挨拶に続き脚本を手がけた大石から3人へのメッセージが読みあげられ「コロナ禍以降、マスコミが良くも悪くもその存在感を示した気がする。ニュースを受け取る我々はどう取捨選択すればいいのか深く考えさせられ、そこから発想を得たのが今回のドラマ」と作品が生まれたいきさつに触れた。出演者に向けては「祖父・寛は最初から段田さんを思い浮かべて書いた」とし、佐々木には「名もなきころから知っていてその頃から天才でしたが、円熟の50代となりテレビの矛盾や功罪を併せ持つドラマのテーマとなる部分を演じてくれている」と絶賛。相葉については「段田さん、蔵之介さんの名優二人に囲まれても堂々たる主役ぶり。次回は10歳以上の年上の女性と寝たり起きたりするエロス溢れる激しいラブストーリーをやってみたい。自信満々の尖がった男がいいですね」とラブコールを送られると、相葉は照れながらも笑顔を見せた。

相葉雅紀

 脚本や、実際に演じた感想について、大石作品に初挑戦する相葉は「言葉も面白く、出たものは必ず回収される。リアルとドラマのファンタジーが本当に上手く呼吸している。セリフを読んで気づかされる部分が多々ある」と告白。佐々木も「登場人物全てに1本芯があって、大石さんの主義主張がしっかり入っている」とし、段田も「俳優を導いてくれるセリフと、どんな小さな役でも丁寧に描かれている」と大石作品の魅力を語った。

 第1話を観た感想について「音楽の使い方にもインパクトがあった」という相葉。段田に「どうですか?」と尋ねると、段田は「思っていなくても“面白い”ということもありますが、今回に限っては面白いなと思います」とユーモアを交えて答え、会場の笑いを誘う。佐々木は「2話の予告を見てさらにぶっ飛んでると思った」と第2話について言及した。

 2回目のタッグとなる深川栄洋監督について相葉は「癒し系で、現場もいい雰囲気。考えもしない方向に引っ張ってくれる。楽しくなって“ターンしちゃおうか”と休止後初ターンしました」と告白。すかさず「家でもターンしてるの?」と段田に突っ込まれると、「はい、したくなったらしてます」と答え、和やかなキャスト同士の関係性を覗かせた。

 佐々木は今回食事のシーンが多く、会見の前にも3人で食卓を囲む場面を撮影していたことを明かし「和やかな雰囲気で、それが相葉君の持つ柔らかみだなと思った」と相葉の優しい性格について語った。相葉は佐々木と段田の2人が食べながらよどみなくセリフを喋れるスゴ技に関心しつつも、段田に「めちゃくちゃ出す(食べ物)じゃないですか」と暴露。佐々木が「あれだけこぼしても、続けるチャレンジ精神がすごい」と続けると、段田も「監督から下品に食べてと言われているから……」と明かし会場をわかせた。

 相葉の座長ぶりについて佐々木は「注文を一切付けないことが凄い。全てを受け入れるのが立派。そのあたりが主人公の優くんに似ているかな。男性なんだけど優しさに母性を感じる。本当は芯が強い人でそれが優しさに繋がってるのでは」と分析。

 それを受けて相葉は「プランや注文には全て応えられるようにしたい。応えられないと申し訳ないなと思う」と大切そうに語った。

 段田も「本当にいいですこの人。魅力ある人間じゃないと魅力ある俳優にはなれない」と座長・相葉に向けて高評価を贈った。

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