ティモシー・シャラメにジョシュ・ブローリンが愛の鞭!? 『DUNE/デューン』本編映像公開

『DUNE』本編アクションシーン公開

 10月15日に公開される映画『DUNE/デューン 砂の惑星』より、本編アクション映像が公開された。

 本作は“未来が視える”能力を持つ青年、ポール・アトレイデスが主人公の物語。この惑星を制するものが全宇宙を制すると言われる、過酷な“砂の惑星デューン”への移住を機に、アトレイデス家と宇宙支配を狙う宿敵ハルコンネン家の壮絶な戦いが勃発。父を殺され、復讐そして全宇宙の平和のために、巨大なサンドワームが襲い来るその星で“命を狙われるひとりの青年”ポールが立ち上がる。

 原作は、1965年の発売以来、多くのカルチャーに影響を与え続けるフランク・ハーバートのSF小説シリーズ。『メッセージ』『ブレードランナー 2049』のドゥニ・ヴィルヌーヴが新たに映画化した。ティモシー・シャラメをはじめ、レベッカ・ファーガソン、オスカー・アイザック、ジョシュ・ブローリン、ゼンデイヤ、ジェイソン・モモア、ハビエル・バルデムらが出演する。

映画『DUNEデューン 砂の惑星』本編映像(Now Fight)

 このたび公開された本編映像は、シャラメ演じるアトレイデス家の後継者ポールと、ブローリン演じるアトレイデス家の腹心でありポールの戦闘の指導者ガーニイの激しい戦闘訓練シーン。映像は、「気分じゃない」とトレーニングに消極的な姿勢をみせるポールに対し、ガーニイが「敵に襲われたら戦うのみ」と厳しい言葉と共にファイトに挑むシーンから始まる。しかし、ガーニイの厳しさは、避けては通れない宿敵ハルコンネン家との戦いが、すぐそこまで来ていると感じている証。家族以上に大切に思っているポールにも強くあってほしい、必ず生きてほしいと願っている優しさの裏返しでもある。そんなガーニイの愛ある猛攻に応戦するポールだが、果たして勝負の結末は……。

 「ファイトコレオグラファーをつけて、ここまで調整が必要なアクションは今回の撮影が初めてだった」と、自身のキャリアの中でも最も本格的なアクションに挑戦したと語るシャラメは、このシーンのアクションは特に準備が大変だったと明かす。「特にジョシュとの1対1のアクションシーンの準備期間は長くて、ファイトの準備はロサンゼルスで撮影に入る4か月前からスタントコーディネーターのロジャー・ユアンと練習をし始めた。そのあと、撮影2か月前にブタペストに移動して、そこでも練習とファイトコレオグラフィーを学んでいたんだ」という言葉の通り、準備期間はと4ヶ月にも及んだ。しかし、「とにかくできる限りの練習をして臨んだ」という本番で、ひとつ問題も発生したという。「ジョシュは僕のスタントダブルと、僕はジョシュのスタントダブルと練習をしていたから、いざ本人たちが練習しようとなると、少しずつ呼吸の間合いとかが違って、なかなか調節するのが大変だった。でもすごくいい経験になったよ」と、アクションシーンの撮影の難しさを話した。

 さらに、映像の中でポールとガーニイの身体のまわりに発生している揺らぎは、シールドだ。手の甲に付けられたシールド発生装置により、電磁場を発生し、相手からの攻撃から身を守ることができるようになっている。原作ではお馴染みの設定を、世界観を忠実に再現することを目指したヴィルヌーヴ監督がどのように描いているのかも注目のポイントとなりそうだ。

■公開情報
『DUNE/デューン 砂の惑星』
10月15日(金)全国公開
監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
脚本:エリック・ロス、ジョン・スペイツ、ドゥニ・ヴィルヌーヴ
原作:『デューン/砂の惑星』フランク・ハーバート著(ハヤカワ文庫刊)
出演:ティモシー・シャラメ、レベッカ・ファーガソン、オスカー・アイザック、ジョシュ・ブローリン、ゼンデイヤ、ジェイソン・モモア、ハビエル・バルデムほか
配給:ワーナー・ブラザース映画
(c)2020 Legendary and Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved
公式サイト:dune-movie.jp

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