道枝駿佑×目黒蓮、俳優としても際立つ存在感 『消えた初恋』ではどんな化学反応が?
なにわ男子の道枝駿佑と、Snow Manの目黒蓮がW主演を務めるドラマ『消えた初恋』(テレビ朝日系)が10月9日にスタートする。本作は『別冊マーガレット』で連載中の同名漫画をドラマ化した作品。クラスメイトの天使・橋下さんに片思い中の男子高校生・青木(道枝駿佑)が、ある出来事からクラスメイトの井田(目黒蓮)に恋していると勘違いされてしまうことから物語が展開されていく。
ファンから“みちめめ”とも呼ばれる道枝&目黒コンビ。そんな2人によるラブストーリーとあって、放送開始前にも関わらずファンからは期待の声が寄せられている。そこで本稿では、それぞれの演技力に着目し、その魅力を分析していきたいと思う。
2017年、『母になる』(日本テレビ系)で鮮烈なドラマデビューを飾ってから4年。道枝は、次世代ジャニーズきっての演技派として活躍の幅を広げてきた。また、道枝が所属するなにわ男子は11月12日発売の『初心LOVE』でCDデビュー予定。デビュー直前での出演となる『消えた初恋』は彼にとっても重要な作品になるのではないだろうか。
これまで、さまざまな作品で学生役を演じてきた道枝だが、同作で演じる青木はピュアでお人好しな性格。『俺のスカート、どこ行った?』(日本テレビ系)の東條は少しチャラい役柄で、『メンズ校』(テレビ東京系)の牧は冷めている高校生だったこともあり、本作で新たな魅力が見られそうだ。
道枝は恋をしている時の表現が素敵な俳優である。『年下彼氏』(朝日放送テレビ)の第3話で演じた篤史役が印象深い。咲(田鍋梨々花)に恋をしたことで、世界がカラフルに色付いたことが伝わってくる華やかな表情。好きな相手と話す時に、少しぎこちなくなってしまう話し方もリアルだった。
今年3月には、初主演舞台『Romeo and Juliet -ロミオとジュリエット-』を経験し、不器用ながらも一途にジュリエットを想うロミオを丁寧に演じ切った。『消えた初恋』でも“恋する道枝”の表情を見るのが楽しみだ。