「フランス映画祭2021 横浜」11月開催へ フェスティバル・ミューズに杏が決定
今年で29回目となる「フランス映画祭2021 横浜」が11月11日から14日の4日間、横浜・みなとみらい21地区を中心に開催されることが決定。フェスティバル・ミューズに俳優の杏が抜擢された。
昨年は、フランスの名女優イザベル・ユペールがフランス代表団・団長に就任し、フランス映画祭でしか観られない日本未公開作品を含めた最新フランス映画を合計10作、短編を2作上映。また、昨年初めての試みとして、日産の電気自動車(EV)を集めた日本初のEV限定ドライブインシアターが実施された。
例年、映画祭を華やかに飾り、フランスのアーティストたちを迎えるフェスティバル・ミューズ。昨年は米倉涼子が務めたが、今年は杏が担当する。
あわせて映画祭のキービジュアルも公開。鮮やかな黄色の中にトリコロールカラーでもある青と赤が散りばめられ、中央にはエッフェル塔が立つビジュアルは、本映画祭がフランスと日本の映画ファンを繋ぐフライト・チケットになるように、という願いが込められている。
また、主催のユニフランス会長であるセルジュ・トゥビアナ、山中竹春横浜市長、今年のフェスティバル・ミューズの杏からコメントも到着した。
コメント
セルジュ・トゥビアナ(ユニフランス会長)
フランス映画祭2020 横浜は、コロナ渦の中で行われ、革新的な取り組みと新しい企画で、これまでに無い形式で多様なフランス映画を観ていただきました。多数のフランスの監督、俳優が参加協力し、日本の観客やジャーナリストの皆様との交流もオンラインで行われ、昨年のフランス映画祭2020 横浜は大きな成功を収めました。観客の健康を一番に考え、これまでと変わらぬ支援協力をいただいている日本の大切なパートナーの皆様と一丸となり、感染防止対策を十分にとり、安全重視で映画祭を開催することができました。コロナ禍での人数制限での実施にも関わらず、フランス映画祭2020 横浜を御覧になった観客は4,000人に登ります。多くの方にご参加いただいたことを心から感謝し、また信頼していただいていることを誇らしく感じます。
そして2021年、日仏の友好を深めるフランス映画祭2021 横浜で再びフランスの最高の作品を観ていただく機会を作り、長年にわたり、フランス映画を愛好してくださる皆様をお迎えすることを楽しみにしております。
山中竹春(横浜市長)
「フランス映画祭2021 横浜」の開催、誠におめでとうございます。コロナ禍においても、関係者の皆様の御尽力のもと、この伝統ある映画の祭典を、今年も横浜にお迎えできますことを、大変光栄に存じます。横浜市は、ホストシティとして、フランスと横浜の友好の象徴である、この映画祭の成功に向けて、力を尽くしてまいります。皆様に安心して御鑑賞いただけるよう万全の感染症対策を講じ、フランスが誇る映像文化の結晶を、皆様にお届けします。ぜひ、魅力あふれる多彩なフランス映画に触れ、幸せなひと時をお楽しみください。
杏(俳優/フェスティバル・ミューズ)
フランスと日本の関係は160年をこえ、そのどこを切り取っても、常に繊細な芸術や文化を尊重しあっているような印象を覚えます。それは映画であっても。そんなフランスの映画と日本を結ぶ大切なイベントに選んでいただき、とても光栄です。モデルとして10代の頃から訪れていた思い出深いフランス、まだまだ知りたいことだらけです。この映画祭で、自分自身も造詣を深め、またその魅力を皆様にお伝えできたらと思っております。11月を楽しみにしております。よろしくお願いいたします。
■開催概要
「フランス映画祭2021 横浜」
11月11日(木)~11月14日(日) 全4日間、みなとみらい21地区を中心に開催
プログラム:
1. 11月12日(金)〜14(日)フランス映画最新作の上映
2. 11月11日(木)オープニング・セレモニー、ドライブインシアター
3. マスタークラスなど
主催:ユニフランス
共催:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、横浜市
特別協賛:日産自動車株式会社
公式サイト:https://www.unifrance.jp/festival/2021/