森崎ウィン×深川麻衣、30代以降の変化と新たな挑戦 「一つ一つの重みがより増した」

森崎ウィン×深川麻衣、30代以降の変化

 愛知県豊田市と岐阜県恵那市でオールロケを行ったオリジナル映画『僕と彼女とラリーと』が10月1日より公開中だ。本作は、モータースポーツのラリーを通して、過去の確執と向き合い、乗り越えようとする若者の“新たなチャレンジ”と、“故郷の仲間たち”との繋がりを描いた人間ドラマだ。

 コロナ禍の現在にも通じるテーマが描かれる本作について、父親に強い反発心を抱く役者志望の主人公・北村大河役で主演を務めた森崎ウィンと、大河の幼なじみで地元のテレビ局で働くシングルマザーの上地美帆を演じた深川麻衣の2人に話を聞いた。

森崎ウィン&深川麻衣、同学年の2人がトーク いま新たにチャレンジしていることは?

初めて経験したラリーと役への共感

ーー今回の作品では、映画では珍しいラリーという題材が描かれていますね。

深川麻衣(以下、深川):私は恥ずかしながら今回のお話をいただいて初めてラリーというものを知りました。免許は持っているんですけど、運転する機会が少なく、車に触れたことがそこまでなくて。

森崎ウィン(以下、森崎):僕は存在自体は知っていたんですけど、ラリーとレースの違いまでは知らなくて。今回このお話をいただいて、ラリーというものに初めてちゃんと出会った感覚でした。

ーー実際に練習もされたんですか?

森崎:撮影は牽引車を使って行ったんですけど、車がマニュアルなので、感覚とかを含めて敷地内で動かす練習はさせていただきました。麻衣ちゃんもやってたよね?

深川:私も何度か練習しましたね。あと練習とかではないんですけど、撮影に入る前に、プロのドライバーさんが運転するラリー車の助手席に乗せてもらいました。150キロぐらいスピードが出る車に乗って実際にラリーの速さを体験させていただいて、今まで感じたことがない“G”(重力加速度)を感じることができました。競技に出られている方が、そのスピードの中で一瞬で判断をしたり、連携を取りながらやっていくのは本当にすごいなと思いました。

森崎:レースを体験させていただいた場所では、趣味でやられている一般の方が練習しに来たりもしていて。一般の方でも出られるレースやラリーもあるんですよね。その姿を見て、僕もプライベートでもやってみたいなと思いました。ただ、ものすごくお金がかかるんですよね。始めたい気持ちは山々なんですけど、あとはお財布との相談ですね(笑)。

ーーラリーを題材として扱いつつも、登場人物たちの人間ドラマも見どころになっていますね。

深川:映画全体として、家族愛や人間愛が描かれている作品なのですが、私が演じた美帆はシングルマザーで、特に子供に対して一番愛を注いでいた役でした。今まで母親役を演じたことは何度かあったのですが、ここまでがっつり子役の方とコミュニケーションを取るのは今回が初めてで。もちろん私自身は実際にお母さんになったことはないので、敢太(佐藤一和)が怪我をしたときとか、普段接しているときなど、実際に母親だったらどうするかを想像しながら撮影に臨んでいました。

森崎:今って、人と人との繋がりが、もちろん繋がってはいるんですけど、何かひとつフィルターがかかっているような気がしていて。それはコロナだからということではなく、コロナ前にもそういうことがあったと思うんです。だけど、人と人との繋がりはこんなに大切なもので、僕たちはやっぱり人間社会の中で生きているんだなということを改めて実感できた作品です。それこそ、家族愛もすごく描かれていますが、家族の問題はその大小にかかわらず誰しもが持つものだと思うので、僕自身が大河に共感できるところも多かったです。

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ーー役者を目指して上京し、いろんな作品のオーディションに参加する大河の姿に、過去の自分を重ねたりも?

森崎:オーディションは今でもあるので、そういう意味ではリアルタイムでの自分と、ものすごく重なりました。自分がやりたい役をなかなかもらえないことは、役者をやっていく上では避けて通れない道なので、オーディションのシーンは共感できました。審査員の皆さんのちょっと冷たい目だったりとか(笑)。実際、あそこまで突き放される現場はなかなかないんですけど、すごく共感はできますね。

深川:5分前とか10分前に紙を渡されて、その場で台本を覚えて、審査員の方が見ている前で実際にお芝居をやることは私もありましたね。本当にあそこまで冷たい目線ではなかったですけど(笑)。



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