小栗旬、『日本沈没』での松山ケンイチとの17年ぶりの再共演を語る 杏には“雨女”疑惑も?

小栗旬、松山ケンイチとの再共演を語る

 10月10日より放送がスタートするTBS日曜劇場『日本沈没―希望のひと―』の制作発表会見が10月3日に都内で行われ、小栗旬、松山ケンイチ、杏、ウエンツ瑛士、中村アン、國村隼、比嘉愛未、石橋蓮司、仲村トオル、香川照之が登壇した。

 1973年に刊行された小松左京の代表作『日本沈没』を原作に、大きくアレンジを加えた本作。主人公・天海(小栗旬)を含め登場人物をオリジナルキャラクターとし、2023年の東京を舞台に、沈没という目に見えない危機が迫る中で“見出していく希望”をテーマに描かれる。

小栗旬

 ドラマのキャッチコピーにあわせ、「信じられるリーダーとは」と質問された小栗は、「信じる力が強い人なのかな。突き進む強さと、それを支えてくれる人達を最後まで信じ抜く力を持っている人」とコメント。普段、自分にリーダー性を感じることは「全然ない」というが、ウエンツは「僕はリーダーだと思ってますよ」と語り、「基本かまってほしい方だと思うし、実際、頼りがいのある男であることは間違いない。(劇中でも)天海さんに石塚として心酔していくけれど、そこは天海でもあり、小栗さんの背中でもあるなと感じていました」と信頼を寄せた。

ウエンツ瑛士

 若手官僚・常盤役の松山は、役柄について「周りとのバランスを調整していくような立場」と説明。小栗と松山は17年ぶりの共演となり、松山は「僕自身が常磐と全然違うタイプなんですよね……自分のことしか考えてない人間なので(笑)。どうしたら客観的に物事を見ていけるのかと思っていた時に、現場で小栗くんが、ひとりでボーッとしてる人に近づいて、「何してんの?」と話しかけているのを見て、あっ、これだなと。勉強になりましたし、天海が小栗くんで本当によかったですね。助かったぁって思いました」としみじみ語り、小栗も「いっぱい支えてもらいました。常盤にも、松ケンにも」と感謝した。

松山ケンイチ

 一方、外務省・相原役の中村が、「帰国子女で向上心の強い役で、怒ったりすると英語が出ちゃう瞬間があって。いきなり英語を発したりするんですけれども、そこだけはどうしてもカットしてほしい」と懇願すると、小栗は大爆笑。また天海の妻を演じた比嘉は、「(天海が)使命感、葛藤、孤独、いろんなものを抱えている姿を、小栗さんは本当に繊細に丁寧に演じていらっしゃる。きっとたくさんの方の共感していただけるんじゃないかな」と語った。

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