『海街チャチャチャ』第9話、父と娘の“愛情”を再確認 ホン班長の悪夢の正体も

『海街チャチャチャ』第9話、ホン班長の悪夢

 ここで重要になったのが、後に続くホン班長とテファ、ヘジンと継母の対話だ。ホン班長は自分がニセの彼氏であり、男女の仲ではないがヘジンのことが好きだとテファに告げる。そして、ヘジンが愛情に満ち溢れていて温かい人であるのは、愛されて育ったからだと過去の行動に責任を感じていた父親を解き放ったのだ。

 また、ヘジンは継母からテファが植木のために生花店を沢山回ったり、江原道の天気を気にしたり、娘の自慢をしたりと思ってもいなかった一面を知る。ヘジンのことを大切に想う気持ちからの言動であると悟り、口喧嘩で生まれた父と娘のわだかまりが解けた。

 9話のラスト、ストーリーの鍵を握るであろうホン班長の悪夢の根底にあるものが明らかとなった。それは、自分の周りの大切な人が自分の元を去っていってしまうと考えだ。故に、ホン班長はヘジンと友達という関係で線引きをしたのだろう。

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■配信情報
Netflixオリジナルシリーズ『海街チャチャチャ』
Netflixにて独占配信中、毎週土曜・日曜に新着エピソード配信
脚本:シン・ハウン
演出:ユ・ジェウォン
出演者:シン・ミナ、キム・ソンホ
写真はtvN公式サイトより

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