『アレックス STRAIGHT CUT』石野卓球、宇多丸、オダギリジョーら著名人コメント到着

 10月29日に公開される映画『アレックス STRAIGHT CUT』の著名人コメントが公開された。

 本作は、鬼才ギャスパー・ノエ監督が2002年に発表した『アレックス』を、監督自らが時間軸に沿った物語へと再構築した一作。オリジナルの『アレックス』は、過激で凄惨な暴力シーンの描写もあり賛否両論を巻き起こし、「ひっくり返せない、不可逆、取り返しがつかない」を意味するフランス語の原題『Irreversible』が意味するように、時系列を逆から描くという挑戦的な物語構成も当時話題を呼んだ。

 映画公開に先駆け、石野卓球、ライムスター宇多丸、オダギリジョーら、各界の著名人よりコメントが寄せられた。

コメント

石野卓球(DJ・プロデューサー)

このSTRAIGHT CUTを観てORIGINALを観て、STRAIGHT CUTを観てORIGINALを観て、の無限地獄に。

相沢梨紗(でんぱ組.inc)

絶望を煮詰めたような映画です。 
時間軸を組み立て直した事で、オリジナルにわずかながら感じていた心の「逃避の隙」が一切無くなっていました。物語の視点はアレックスからマルキュス寄りに変わったようにも思え、より客観的に運命の経時に抗う術はなかったと突きつけられてしまいました。夢であってくれと願う人がいても無理は無いなと。

ライムスター宇多丸(ラッパー、ラジオパーソナリティ)

「後悔先に立たず」を観客の骨身に叩き込むオリジナル版の構成に対して、あえて時系列順に再編集されたという今回のバージョンが喚起するものとは、一体なんなのか……確かめる気力、僕にはないかも知れません。 

小倉ゆうか(タレント、モデル )

アレックスファンが一度は夢見たストレートカット 
つまり、逆再生の逆再生。 
見えてきたのは不快感を増したラストと、アレックスはどこで間違えたのだろうと言う疑問 男を見る目を養わなかったこと? 一緒にドラッグをやらなかったこと? それとも本人が言っていたように全ては最初から決まっているのか。 
本当に時が全てを破壊したのか。 
前よりもっと、生きていくのが怖くなった。 
I love you noe. 

二宮健(映画監督)

かつて『アレックス』に、深く傷つけられました。 
でもその傷なくして、映画を作り続けることは出来なかったかもしれません。 
今回新たな追体験を経て、この傷は一生消えないものだと悟りました。 
つまり、映画を作ることからは逃れられないということです。 

冨手麻妙(女優)

ノエの映画は「体験」だと思っています。ノエが大好きな私はコメントを求められて舞い上がりましたが、なぜ『アレックス』なんだろう。最も気持ち悪く胸糞が悪い体験をした映画だったので。悪夢再び、といった感じ。。どうせなら『LOVE 3D』でコメントしたかったかな。 
なぜ今、ノエがこの悪夢を再構築して人々に体験させたかったのか。平和ボケしてしまっていた私たちへの忠告なのではないか。女性だから、とか、幸福そう、という理由だけで襲われる時代。他人事ではなく、自分がその悲劇を体験してしまう可能性がいくらでもあります。 
テレビやネットを観ている暇があったらこの作品を体験すべき。悪夢が現実にならないように。今人生で一番真面目な顔でコメントを書いています。この映画はそれくらい真剣に付き合うべき映画だと私は感じます。ぜひ次は楽しい体験をしたギャスパー・ノエ映画でコメントを書きたいですね、笑! 

氏家譲寿(ナマニク)(映画評論家)

遡っても、辿っても“事実”が不可逆であることに変わりはなく、我々を襲う“後悔の念”は強烈。 
STRAIGHT CUTに施された速度感のある調整は、『アレックス』の残虐性をより極めたハードリミックスだ!

塚本晋也(映画監督)

戦慄する。こんな恐ろしい映画は見たことがない。そこに夢物語ではない現実を感じる。 
と同時に、ギャスパーの歯軋りするほどのやさしさを感じるのだ。

塩田時敏(映画評論家)

凄絶に聖なるハッピーエンドへと遡行しても、忌むべき穢れのビターズエンドに順行しても〈ギャスパー宇宙〉の摂理は一つ。コロナ禍での再見は、傷は癒えぬも、生かされている事の運命的偶然に涙するだろう。

オダギリジョー(俳優)

『芸術』は度々人を戸惑わせる。 
全ての人に観て欲しいとは言わないが(苦笑)、 
映画を『芸術』と思える人には観てもらいたい。 
20年前と変わらぬ『挑戦』と『衝撃』が待っている。

石川千裕(ギャル映画評論家(仮))

完全に食らいまくった。しんどい。見た後の倦怠感と心臓の落ちてる感じがやばい。 
薬物にピックして物語が進んでるなあってずっと思ってて 
いかに薬物とアルコールで人格が狂ってしまう人がいるかってのもわからされるし胸糞悪いシーンが多すぎて人間って生身のものほど怖いものないなって思う

8467(ギャル映画評論家(仮))

ワンシーンノーカットだから長いけど見入ってしまう 
最初から驚きなシーンだったけどレイプのシーンホモクラブのシーンがやばすぎて叫んだ 
リアルに描かれすぎて超食らう終わった後もモヤモヤが続いてこんな映画初めて

MIMI(ギャル映画評論家(仮))

ギャッって感じ。この映画を見て何かを得る、とかよりも衝撃がものすごく残ってまじ心臓痛い。 
自分の写真フォルダ探したらありそうなくらい目撃者として撮ってるような映像が生々しい、、 
高カロリーだ!! 

■公開情報
『アレックス STRAIGHT CUT』 
10月29日(金)より、新宿武蔵野館ほか全国順次公開
監督:ギャスパー・ノエ
出演:モニカ・ベルッチ、ヴァンサン・カッセル、ジョー・ブレスティア、アルベール・デュポンテル他 
音楽:トーマ・バンガルテル 
提供:キングレコード
配給:太秦
R18+ 
Photographer : EMILY DE LA HOSSERAY
(c)2020 / STUDIOCANAL – Les Cinémas de la Zone – 120 Films. All rights reserved. 
公式サイト:alex-straight.jp 
公式Twitter:@AlexStraightcut 



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