『ストレンジャー・シングス』S4謎を呼ぶ新映像公開 「クリールの家」を新聞から読み解く

『ストレンジャー・シングス』S4新予告解説

 週末に行われたNetflixのイベント「TUDUM」にて、2022年配信予定の人気シリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』シーズン4から、新たなティザー予告映像が公開された。これまで2つのティザーが公開されていたが、今回のものはより詳細な内容なだけに、より謎を呼ぶものになっている。

『ストレンジャー・シングス 未知の世界』シーズン4 クリールの家 予告編 – Netflix

 予告は「クリールの家」と題されており、ある屋敷に焦点が当てられている。1956年に発表されたドリス・デイの「ドリーム・ア・リトル・ドリーム・オブ・ミー」が流れる中、家に到着するクリール一家。その装いからも、50年代後半から60年代にクリール家が引っ越してきたことがうかがえる。しかし、うさぎの死骸や家のライトが点滅するなど不穏な空気になってきたと思いきや、玄関先で倒れる二人の子供と、立ち尽くす父親。実は予告が出る1日前に、Stranger Thingsの公式SNSにすでにこの一家に関する昔の新聞記事が投稿されていた。

 この1959年に発刊された新聞記事の見出しは「執念深い悪魔によって一家惨殺」。続いて、惨劇が小さな街を震え上がらせたと見出しが続いて家の写真が掲載されている。また、別ページには「殺人鬼、または悪霊による悲惨な犠牲者」という見出しとともに、一家の集合写真と殺人現場の写真(新聞の文字曰く“血まみれの浴槽”)、そしてその脇には容疑者である殺人鬼の男の写真とコメントが掲載されている。コメントはこうだ。

「死にかけていると思って……安心感に包まれました……でも、そこには酷い悲しみの気持ちもありました」

 この男こそ事前に新キャラクターとして発表されていた、ヴィクター・クリールではないだろうか。事前情報では、彼は「50年代に凄惨な殺人事件を起こし、現在精神病院に収監されている男」という設定で、新聞の内容と合致していることがわかる。ヴィクターは自分自身の家族を“悪魔のせいで”殺してしまったのだろうか。なお、ヴィクターは『エルム街の悪夢』のフレディ役でお馴染みのロバート・イングランドが演じる。

 それから20年以上経った80年代後半。新聞に小さく書かれているが、ホーキンスのどこかに位置するこのクリールの家を街に留まったダスティン、スティーヴ、マックス、ルーカスらが訪れる。しかし、一瞬映る引きの画には彼らの他にスラリとした長身の黒髪の青年と、隣に立つ癖っ毛の茶髪ミディアムヘアの少女がいる。あくまで筆者の予測でしかないが、背格好と髪型的に考えて、男の子はマイク、女の子はナンシーではないだろうか。

 「ここでどんな手がかりを探すって?」というスティーヴの言葉に対して、「“世の中には明白な事実ばかり。誰の目にも留まってないだけさ”」という、シャーロック・ホームズのセリフをブリティッシュ風に話すダスティン。そんなやりとりからは、彼らが屋敷にある調査をしにきていることがわかる。先に述べたヴィクター・クリールのことを知った彼らが、昔の新聞を見つけ、彼が本当に“何か邪悪なもの”に操られて一家を手にかけてしまったのか、という証拠を探しに訪れたのかもしれない。それが実は“裏の世界”と何らかの関係があると睨んで……。

 映像の最後にクロースアップで映し出されたのは、大きな古時計。実は、この時計はシーズン4配信決定のティザー映像「ここはもうホーキンスではない」にて、画面左側にすでに登場している。

『ストレンジャー・シングス 未知の世界』シーズン4 配信決定

 それだけじゃない。一つ前に公開されたティザー予告「イレヴン、聞いてるか?」でも時計がフォーカスして映されていたのだ。どうやら“時間”が重要なキーを握るかもしれない、シーズン4。今回の「クリールの家」の予告映像の概要欄に“003/004”とあったように、配信までもう一本のティザー予告が公開されることが予測される。

■配信情報
『ストレンジャー・シングス 未知の世界』
Netflixにて独占配信中



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