笠松将が涙を流す姿も 『リング・ワンダリング』特報&ティザービジュアル公開

 笠松将主演映画『リング・ワンダリング』の特報映像とティザービジュアルが公開された。

 本作は、『アルビノの木』で北京国際映画祭など世界各国の映画祭でノミネート上映され、グランプリ含む20の賞を受賞した金子雅和監督のオリジナル新作長編。10月にポーランドで開催される第37回ワルシャワ国際映画祭コンペティション部門への正式出品も決定している。

 物語の舞台は東京の下町。漫画家を目指す青年・草介が、不思議な娘・ミドリを図らずも怪我させたことから、彼女の家族が営む写真館まで送り届けることになり、その家族との出会いを通じて、東京という土地に眠る過去の記憶を知ることとなる。

 主人公・草介を笠松、ヒロイン・ミドリと草介が描く漫画のヒロイン・梢を阿部純子が演じるほか、安田顕、片岡礼子、長谷川初範、田中要次、品川徹がキャストに名を連ねた。

『リング・ワンダリング』特報

 このたび公開された特報は、金子監督が自ら手がけた。雪の積もった土の上を歩く男の姿、涙をこぼす主人公・草介、動物の頭蓋骨、凛とした表情を見せるヒロインなど、本編中の印象的な場面が切り取られ、最後に「忘れないで、私の姿……」というヒロインの声で締めくくられている。

 ティザービジュアルは、筆書き風のタイトル文字とともに、劇中漫画の作画を担当する漫画家の森泉岳土が手掛けたイラストレーションがあしらわれ、描かれたニホンオオカミの頭の中に、草原でアルバムを眺める草介の姿が写し出されている。


■公開情報
『リング・ワンダリング』
2022年2月、渋谷シアター・イメージフォーラムほか全国公開
出演:笠松将、阿部純子、片岡礼子、長谷川初範、田中要次、品川徹、安田顕
監督:金子雅和
脚本:金子雅和、吉村元希
劇中漫画:森泉岳土
配給:ムービー・アクト・プロジェクト 
(c)2021 リング・ワンダリング製作委員会

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