『ボイスII』内通者役で話題! 中川大輔、狂気の演技でメンノンモデル俳優の注目株に

『ボイスII』内通者役の中川大輔に要注目

 唐沢寿明主演の日本テレビ系連続ドラマ『ボイスII 110緊急指令室』で、白塗り男への内通者として話題となった中川大輔。これまで『仮面ライダー』シリーズや、『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』(日本テレビ系)、『監察医 朝顔』(フジテレビ系)などにも出演、今後も連ドラ出演が控えており、若手俳優の注目株となる予感だ。これまでの中川の演技を追いつつ、『ボイスII』で見せた魅力や今後への期待を考える。

 『ボイス』は、初動捜査のみが認められている緊急指令室「ECU」を舞台に、「ハマの狂犬」と呼ばれる敏腕刑事・樋口彰吾(唐沢寿明)と、ECUの室長で、どんな微かな音でも聞き分けることができるボイスプロファイラー(声紋分析官)の橘ひかり(真木よう子)が事件に立ち向かうタイムリミットサスペンス。中川が演じる片桐優斗は、ECUを敵対視をしている神奈川県警捜査一課・課長の重藤通孝(藤本隆宏)のもとで捜査にあたる、血気盛んな若手捜査員だ。

 中川は、2016年大学1年生の時に応募した「第31回メンズノンノ専属モデルオーディション」で2000人の頂点に立ち、美大に通う専属モデルとして活躍。坂口健太郎や成田凌などメンノン出身の俳優は数多く、2017年に坂口が出演する『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)にモデル仲間として友情出演。2019年に唐沢も所属する研音に所属し、同年4月『俺のスカート、どこ行った?』(日本テレビ系)にドラマ初レギュラーでひ弱な教師役を演じ、『仮面ライダーゼロワン』(テレビ朝日)に仮面ライダー迅役で出演、ライダー俳優として頭角を現す。ライダーといっても悪役側のライダーで、子供のような無邪気な性格で破壊活動を仕掛け、復活してからはダークヒーローのような振る舞いも見せるキャラクター。どこか白塗り男にも通じるところがあり、この役を1年間演じた中川にとって、今回の片桐役は実は得意ジャンルと言えるでのはないだろうか。

 ライダー以降も『極主夫道』(読売テレビ・日本テレビ系)での組員、『監察医 朝顔 第2シリーズ新春SP』(フジテレビ系)では被害者にパワハラをしていた先輩、『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』では鯛焼き屋の仕事熱心なアルバイトなど様々な役に挑戦中で、脇役から俳優経験を積んでいる。それだけにライダー時代を知らない視聴者にとっては、どんな演技をするのか未知数な役者である。しかし、近年のメンノン出身役者にも共通するような、特有のテンションの分かりづらい表情が、一見モブキャラのように見えて後々サプライズを起こす片桐というキャラクターによくマッチしていた。

 以前から片桐内通者説は視聴者間で根強く、白塗り男こと久遠京介(安藤政信)に脅されていた小野田の通話を部屋の外から盗み聞きしていたり、第3話で白塗り男に繋がる幼児誘拐犯の塚田を一課長の指示で拘束したのも片桐で、その結果、白塗り男が会議室にあっさり侵入し塚田は殺される。また、第5話でECUに爆弾の通報が入った時にドアの外側で様子を伺っていたり、ゾンビ事件が解決した際に石川にジャケットを渡したのが片桐で、その時に薬を抜き取ったという説も。



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