目黒蓮×道枝駿佑、亀梨和也×北山宏光、相葉雅紀 秋ドラマはジャニーズ出演作がアツい

秋ドラマはジャニーズ出演作がアツい

 夏ドラマが終盤に差し掛かり、秋ドラマの詳細が続々と発表されている。本稿ではジャニーズメンバーが出演する秋ドラマをピックアップし、彼らの役者としての魅力とドラマの見どころに注目してみたい。

目黒蓮×道枝駿佑W主演ドラマはシンクロ率100%と話題沸騰

 現在『別冊マーガレット』で好評連載中の漫画を実写化する『消えた初恋』(テレビ朝日系)。W主演を務めるのが、11月12日にCDデビューを控えた今最も注目されるジャニーズグループであるなにわ男子の道枝駿佑と、デビューからミリオン連発のSnow Manの目黒蓮だ。ドラマはクラスの天使・橋下さんに想いを寄せる男子高校生・青木があっさりと失恋。しかしひょんな出来事からクラスメイトの硬派な男子・井田に恋していると勘違いされてしまうという一風変わった初恋ラブコメディだ。

 ピュアで優しくちょっぴりおバカな青木を道枝、青木が自分のことを好きかも知れないと勘違いしてしまう井田を目黒が演じる。道枝はデビューこそしていないものの役者としての経験が豊富。『母になる』(日本テレビ系)ではドラマ初出演にも関わらず見事な演技で一気に注目を集め、『俺のスカート、どこ行った?』(日本テレビ系)、『BG〜身辺警護人〜』(テレビ朝日系)、『俺の家の話』(TBS系)など話題作に次々と出演し研鑽を積んできた。また今年の24時間テレビドラマスペシャル『生徒が人生をやり直せる学校』(日本テレビ系)では、母の暴力に苦しむ高校生役という難しい役どころを繊細かつ見事に演じたことが記憶に新しい。

 一方目黒はドラマの出演数こそ少ないが、筆者が彼の役者としての力量と可能性を強く感じたのは『教場II』(フジテレビ系)の杣利希斗役だ。木村拓哉、重岡大毅といった先輩や錚々たる俳優陣の中にあって一筋キラリと光る存在感を放っていたことが印象的だった。初のW主演となる目黒と道枝のビジュアルが公開されるとSNSでは「原作とのシンクロ率100%」と驚きの声が挙がった。若手ジャニーズの中でも俳優としての成長著しい2人。この秋は“めめみち”コンビでキュンキュンが止まりそうにない。

NHKドラマ初出演の亀梨和也と北山宏光が癖のある弁護士役でタッグ

 9月25日から放送の『正義の天秤』でNHK初主演を務めることになったのがKAT-TUNの亀梨和也だ。亀梨演じる元外科医の経歴を持つ弁護士・鷹野和也が冤罪の悲劇に苦しみながらも事件の真相を暴き、人々の魂を救うという法廷ミステリーだ。鷹野の所属する師団坂法律事務所の刑事部門担当の「ルーム1」に所属するクセ者揃いの弁護士の1人杉村徹平役に、今年デビュー10周年を迎え、自らも主演ドラマ『ただ離婚してないだけ』(テレビ東京系)で役者としての新境地を切り開いたKis-My-Ft2の北山宏光が演じる。亀梨と北山は同じ年コンビでもあることから、息の合った二人の演技バトルにも注目したい。

NEWS・増田貴久は高校生役にチャレンジ

 昨年大好評を博した主演ミュージカル『ハウ・トゥー・サクシード』の再演がわずか1年2カ月で再演が決定したNEWS・増田貴久は意外な役柄に挑む。マンガ誌『週刊少年サンデー』(小学館)で連載中の同名漫画が原作となる『古見さんは、コミュ症です。』(NHK)で高校生の主人公・只野仁人を演じる。増田が只野役を演じることが発表になった際には一部で心配する声が挙がっていたが、ビジュアルが公開されるとSNSでは「高校生にしか見えない」など驚きと歓喜の声で溢れた。

 本作は、平凡で小心者だが人の気持ちを察するのが得意な只野仁人が、誰もが振り向く美人女子高生でありながらもコミュニケーションが苦手な“コミュ症”の古見硝子の「友達を100人作る」という夢に協力することになる……というストーリーだ。増田はここ数年、アイドルとしての活動だけでなく、バラエティで人柄の良さにスポットが当たったり、役者としても『パレートの誤算 〜ケースワーカー殺人事件』(WOWOW)、『レンタルなんもしない人』(テレビ東京系)、『ボイスII 110緊急指令室』(日本テレビ系)と次々と難しい役どころに挑戦しており、着実にステップアップしている印象だ。今回の高校生役で増田の新しい引き出しが発見できることが楽しみである。

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