『ハコヅメ』アニメ化決定が話題に ドラマにはない展開にも期待? 

 コメディの扱い方、キャラクターの見せ方など原作とは異なる点も多々あるドラマ版。ポップに描いたことでファン層もさらに拡大したようにも思えるが、原作ファンからはさまざまな意見があるようだ。また、今回のアニメ化で期待したいのはやはりそのストーリー構成だという。

「原作は基本1話完結のストーリーになっています。ドラマでは51分ほどの尺で、各巻から選んだ7話分ほどのエピソードを元にして再構築している点が秀逸でした。一方で、アニメの尺は通常であれば23分〜24分。ドラマとはまた作りが変わってくると思うので、どう構成されるのか注目したいです。ドラマとアニメの両方で映像化された作品といえば『極主夫道』が挙げられますが、アニメ版ではテンポよく話を区切っていきながら複数のエピソードを展開していました。もしかしたら『ハコヅメ』も近い形になるかもしれませんね」

 放送スタートは2022年とまだ先だが、すでにファンから期待の声が寄せられている本作。原作で描いてきた生々しい視点やブラックユーモアをアニメでどう表現していくのか。楽しみに待ちたい。

■放送情報
『ハコヅメ~交番女子の逆襲~』
出演:若山詩音、石川由依
原作:泰三子(講談社「モーニング」連載)
監督:佐藤雄三
シリーズ構成:金月龍之介
キャラクターデザイン:土屋圭
アニメーション制作:MADHOUSE
(c)泰三子・講談社/ハコヅメ製作委員会
公式サイト:hakozume-anime.com
公式Twitter:@hakozume_anime

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