千葉雄大、細田佳央太に「本当の弟のように思っている」 兄弟役が続き意気投合
作品にちなんで「冒険の思い出・夏の思い出」を聞かれた千葉は、大学時代に友人と青春18きっぷで東京から広島まで旅をしたエピソードを披露し、「大阪で一泊したり、漫画喫茶で夜を明かしたり。青春だなって」と懐かしむ。かたや豊川は、役者になるために上京するも、資金が底をついたという過酷な夏を回顧。「知り合いのアパートの前で何時間も座って待っていたり、公園で水飲んだり。でも一週間くらい経つと、結構お金がなくても生きていけるなって妙な自信がついた」と意外な過去を明かした。
続く細田は、小学校時代の“夏休みにしか観られないテレビ番組が観られる優越感”を語り、「夏休みだけは大人の世界に入った気分でいるくらい」と笑顔を見せる。「夏休みが明けると、いきなり“ナウい”子どもになってるの? 『あれ見た~?』みたいな」とニヤつく千葉に、細田が「ちょっとだけ、ちょっとだけ成長して」と返すと、千葉は「かわいい」とほほえんだ。
一方、「水泳の夏期講習のために毎日早起きしてバスで行って帰るのが、私が思う夏、ど真ん中」と語った上白石は、偶然にも本作で3回目の水泳選手役を演じる。千葉が「あとはバタフライの選手役をすれば、個人メドレーができるんだよね?」と声をかけると、「そうなんです! お待ちしてます、ぜひ」と笑顔で手を挙げた。
最後に上白石は「撮影から2年が経って、作品がおいしく熟された食べ頃の頃に、やっと皆様にお届けできるようになりました」と改めて感謝。「まだまだ油断できない日々ですけど、この作品がみなさんにとっての小さな夏休みのようなものになればいいなと。我ながら素晴らしい作品ができたと思います」と自信たっぷりに呼びかけ、締めくくった。
■公開情報
『子供はわかってあげない』
8月13日(金)テアトル新宿先行公開
8月20日(金)全国公開
出演:上白石萌歌、細田佳央太、千葉雄大、古舘寛治、斉藤由貴、豊川悦司
監督:沖田修一
脚本:ふじきみつ彦、沖田修一
音楽:牛尾憲輔
原作:田島列島『子供はわかってあげない』(講談社モーニングKC刊)
企画・製作幹事:アミューズ
配給:日活
制作プロダクション:オフィス・シロウズ
(c)2020「子供はわかってあげない」製作委員会(c)田島列島/講談社
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