恒松祐里、“今ドキの女の子”になって『おかえりモネ』に再登場 百音には成長のチャンスが

『おかえりモネ』百音に訪れた成長のチャンス

 百音(清原果耶)の東京生活は慌ただしくスタートした。気象情報会社の面接前日に、なぜか朝岡(西島秀俊)が担当している夜のニュースの気象コーナーを手伝うことになった百音。目まぐるしく変わる報道の世界、そして戸惑いながらも気象予報という存在が他の報道よりも軽んじられがちな現実も目の当たりにする。

 『おかえりモネ』(NHK総合)第48話では、百音を気象予報士として成長させるさらなるピンチ、いやチャンスが訪れた。

 上京1日目にして荒波に揉まれた百音が下宿先に戻ると、そこには幼なじみ・明日美(恒松祐里)の姿が。先に上京していた明日美は急遽住んでいたマンションから退去しなければいけない事情ができ、百音を頼ってきたのだ。前回登場した時からそれほど時間は経っていないが、アパレルで働く明日美は着ている服や化粧から何もかもが違う。すっかり垢抜けた今ドキの女の子になっていた。

 だけど、明るく素直な性格は変わらない。亮(永瀬廉)に何度も告白したり、出会ったばかりの菜津(マイコ)に自分もここに住まわせてほしいと頼んだりと少々強引なところはあるが、明日美は誰よりも周りを見ているところがある。不安を吐露する百音に、震災前のしぶとく目の前のことに食らいついていた頃の顔に戻っているから大丈夫と背中を押す明日美。その場しのぎで励ますことはせず、彼女はずっと百音のことを見守っていたのだ。表に出す顔や言葉だけがその人のすべてではない。明日美と同じように、莉子(今田美桜)もまた周囲には明るく振る舞っているが、心の中では気象予報士としての様々な葛藤や野望が渦巻いているのだろう。

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