宮野真守が『竜とそばかすの姫』原作小説を朗読 特別映像&場面カット公開

『竜そば』宮野真守が原作小説を朗読

 7月16日に公開される細田守監督最新作『竜とそばかすの姫』の原作小説を宮野真守が朗読した特別映像が公開された。

『竜とそばかすの姫』(角川文庫)

 スタジオ地図が贈る細田監督最新作『竜とそばかすの姫』では、かつて『サマーウォーズ』で描いたインターネット世界を舞台に、『時をかける少女』以来となる10代の女子高校生がヒロインに。そこで紡ぎ出すのは、母親の死により心に大きな傷を抱えた主人公が、“もうひとつの現実”と呼ばれる50億人が集うインターネット上の仮想世界「U(ユー)」で大切な存在を見つけ、悩み葛藤しながらも懸命に未来へ歩いていこうとする物語。

 幼い頃に母を亡くし、高知の田舎町で父親とふたりで暮らす17歳の女子高生・すずは、ある日、全世界で50億人以上が集う超巨大インターネット仮想世界「U」に、歌姫「ベル」として参加する。母親の死をきっかけに歌うことができなくなっていたすずは、「U」では自然と自ら作った歌を披露することができ、その歌声で世界に注目される存在に。そんな矢先、ベルの前に「U」で忌み嫌われる竜の姿をした謎の存在が現れる。すず/ベルと竜が出逢った先に一体どんな物語が待っているのか。そして竜の正体とは。

 『DEATH NOTE』の夜神月、『うたの☆プリンスさまっ♪』の一ノ瀬トキヤ役などの主役級の作品から、脇役まで数多くの作品でに出演し続ける宮野。子役から俳優としても活躍し、『おげんさんといっしょ』(NHK総合)や『半沢直樹』(TBS系)など話題作にも出演する一方、歌手としても男性声優で史上初めてオリコンシングルランキング1位を獲得している。そんな宮野が今作で演じるのは、「竜の正体探し」を盛り上げるYouTuber・ひとかわむい太郎とぐっとこらえ丸の2役。『バケモノの子』に続き、細田作品2度目の出演となる。

宮野真守が『竜とそばかすの姫』を朗読

 今回、宮野が朗読したのは小説の冒頭部分。細田監督ならではのリアル×ファンタジー世界の扉が、宮野の声によって紡がれている。さらに、この動画は全国2000店の書店内モニターでも放映される。

 また、宮野演じるYouTuber・ひとかわむい太郎&ぐっとこらえ丸のキャラクターが登場する場面カットも公開。キャラクターデザインは、『サマーウォーズ』のキングカズマと仮ケンジをデザインした岡崎能士と岡崎みなの共作となる。

宮野真守(ひとかわむい太郎&ぐっとこらえ丸役)コメント

朗読の機会をいただき、とても光栄でした。
細田監督の大きな世界観の設定みたいなものが
しっかりと植え付けられるような冒頭でわくわくしました。
主人公のすずが持つちょっと乾いた部分というか、孤独な部分みたいなものを
表現できればいいなと思って読んでみました。
映画もかなりすごいことになっているので、是非ご覧ください!

■公開情報
『竜とそばかすの姫』
7月16日(金)全国東宝系にて公開
監督・脚本・原作:細田守
声の出演:中村佳穂、成田凌、染谷将太、玉城ティナ、幾田りら、森川智之、津田健次郎、小山茉美、宮野真守、役所広司ほか
企画・制作:スタジオ地図
製作幹事:スタジオ地図有限責任事業組合(LLP)・日本テレビ放送網共同幹事
配給:東宝
(c)2021 スタジオ地図
公式サイト:https://ryu-to-sobakasu-no-hime.jp/
公式Twitter:https://twitter.com/studio_chizu/
公式Instagram:https://www.instagram.com/studio_chizu/
公式Facebook:https://www.facebook.com/studiochizu/

■書籍情報
『竜とそばかすの姫』(角川文庫)
発売日:2021年6月15日(火)
定価:726円(本体660円+税)
発行:KADOKAWA 角川文庫刊
※原作小説『竜とそばかすの姫』は、児童文庫レーベルの角川つばさ文庫からも6月30日(水)に発売予定。

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