“優しすぎるヒーロー”誕生!? マーベル新作『シャン・チー/テン・リングスの伝説』本予告

マーベル・スタジオ『シャン・チー』本予告

 9月3日に全国公開されるマーベル・スタジオ映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』の本予告が公開された。

 『アベンジャーズ/エンドゲーム』から約2年、7月9日より映画館とディズニープラス プレミア アクセスで同時公開となる『ブラック・ウィドウ』に続き、新たなヒーロー誕生の物語が幕を開ける。

 これまでアイアンマンやキャプテン・アメリカなど、人気キャラクターを数多く生み出してきたマーベル・スタジオが贈り出す新ヒーロー“シャン・チー”は、過去の葛藤を乗り越え、世界の未来を担う存在となることができるのか。

「シャン・チー/テン・リングスの伝説」予告【最強ゆえに力を封印!優しすぎるヒーロー誕生編】

 公開された本予告では、そんなシャン・チーの秘密が明らかに。かつて父(トニー・レオン)が率いる犯罪組織で、子供の頃から苦しい修行の毎日だったシャン・チー(シム・リウ)。誰にも負けないほど“最強”の存在として鍛えられた彼は、組織の後継者になることを期待されていた。しかし、優しすぎる彼は、自ら戦うことを禁じ、その運命から逃げ出したのだった。過去の自分を捨て、アメリカ・サンフランシスコで平凡なホテルマンとして暮らしていくはずだったシャン・チー。しかし、悪に染まった父が伝説の腕輪“テン・リングス”を操り世界を脅かすとき、シャン・チーは遂に封印していた力を解き放してしまう。

 映像内では、自らの宿命に抗おうとするシャン・チーが再び父のもとへと呼び戻される様子が描かれる。過去と決別して平穏に生きることを誓ったシャン・チーと、彼を手塩にかけて育てた父親との葛藤のドラマが展開される。また、鍛え抜かれた肉体から繰り出されるアクションシーンも披露。これまでも、悪に立ち向かうヒーローたちが繰り広げる過激なバトルシーンで世界を熱狂させてきたマーベル・スタジオだが、本作では、彼らの新境地ともいえるマーシャル・アーツを大胆に取り入れた巧妙な戦闘シーンが続々登場。果たして、シャン・チーを巻き込む恐ろしい計画の全貌とは。そして、『アイアンマン』(2008年)など、これまでのマーベル作品にも随所に登場してきた“テン・リングス”の正体とは。

 主人公シャン・チーを演じるのは、本作の主演に大抜擢されたシム・リウ。そして、シャン・チーの人生を大きく左右する父親役として、『花様年華』『インファナル・アフェア』のトニー・レオンが出演する。さらに、『クレイジー・リッチ!』『フェアウェル』のオークワフィナや『グリーン・デスティニー』『クレイジー・リッチ!』のミシェル・ヨーも登場。『ショート・ターム』『黒い司法 0%からの奇跡』のデスティン・ダニエル・クレットンが監督を務めた。

■公開情報
『シャン・チー/テン・リングスの伝説』
9月3日(金)全国公開
監督:デスティン・ダニエル・クレットン
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
(c)Marvel Studios 2021

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