『クワイエット・プレイス』続編は前作と何が変わった? E・ブラントとM・シモンズに聞く

『クワイエット・プレイス』出演者が続編語る

ミリセント・シモンズ(リーガン役)インタビュー

(左から)ジャイモン・フンスー、ミリセント・シモンズ、キリアン・マーフィー、、エミリー・ブラント、ジョン・クラシンスキー

ーー続編の製作が決まった時の心境を教えてください。前作以降、共演者の方々とは頻繁に会ったりしていたんですか?

ミリセント・シモンズ(以下、シモンズ):前作の後、私たちはお互い離れるのが悲しかった。毎日セットで同じ時間を過ごし、親密に時を過ごすことに慣れていたから。セットを離れたときは辛かったけれど、その後もお互い連絡を取り合っていました。たまたま同じ地域にいたときは、連絡をとって、一緒にディナーを食べて、お互い会うようにしていたんです。だから続編を制作すると決まったときは、とても興奮しました。なぜなら本当に寂しかったから。みんな一緒に戻ってこれてよかったです。

ーー今作において、リーガンは前作より大きな役割を担っています。

シモンズ:前作とは異なって、大きな挑戦でした。今作でリーガンは、父親の死に対処しなければいけなくなり、それが彼女に影響を与え、家族との関係や絆に変化が生じることになります。彼女はとても落ち込んでいるけれど、家や農場を離れて、外の世界と直面しなければいけなくなる。父親ならば、そのような状況下で何をするかを考え、自分が正しいと思うことをするようになるんです。今作で彼女はとても感情的な時間を過ごすことになります。

ーーあなた自身は、リーガンと同じくらい自分のことを勇敢だと思いますか?

シモンズ:実際に私は、どこに行くときも、いつもリーガンと共にいる気持ちでいるんです。ある状況に直面したとき、「リーガンだったらどうするだろう?」と考えたりすることもあるぐらいです。もし、私自身が重大なことだと思ったとしても、リーガンならそうとは思わないかもしれないと考え、「何が問題なの? 乗り切れるじゃない」と自分に言い聞かせているときもありますね。

ーー前作のときは撮影が大変だったと話していましたが、今回の撮影はどうでしたか?

シモンズ:身体的にも肉体的にも、エネルギーを必要とするスタントシーンが最も難しかったです。実生活では怪我をしたくないから、スタントダブルがいつもそばにいてくれて、その方がスタントを行うための最も安全なテクニックを見せてくれました。そのおかげで安全であることが確認できたし、スタントダブルの方は、常に何か気づいたことを私に教えてくれました。ジョン(・クラシンスキー)も常に全てのセットが安全であることを確認してくれて、無理矢理に撮影を進めるようなことはありませんでした。

(左から)エミリー・ブラント、ミリセント・シモンズ、ジョン・クラシンスキー

ーー前作に続いてのエミリー・ブラント、ジョン・クラシンスキーとのコラボレーションはいかがでしたか?

シモンズ:私は、ジョンとエミリーが実生活でも素晴らしい相性を持っているということに同意します。実生活のほうがむしろ輝いていて、まさに彼らはコラボレーター。私にとって前作と続編の違いは、実際に新たなロケーションに旅行できたことです。その旅行の間、私たちは一緒にいて、経験を一緒に共有することができました。実は、ロケハンも一緒にやったんです。「この場所でうまくいくかな?」「やっぱり違うところがいい?」という感じで、素晴らしい経験でした。ジョンは素晴らしい映画へのビジョンを持ち、エミリーは素晴らしいユーモアのセンスを持っている。それらが体験全てを完璧にしてくれるんです。

ーーまた今作では、新たに参加したキリアン・マーフィーとの交流が多かったと思います。

シモンズ:私が初めてキリアンに会ったとき、彼は既にホームレスみたいな格好をしていて(笑)。私は「一体誰?」と思いました。でも、撮影に入って一緒に仕事をしてみると、私たちの演技へのアプローチが似ていることがわかったんです。シーンごとにお互いのタイミングを掴みながら、とてもスムーズに進められました。彼はとても落ち着いていて、地に足がしっかりついた人。彼と共演するのは気持ちよかったです。彼の演技は私にもいい影響を与えてくれました。

ーー今作では、他の人たちに共感し、手を差し伸ばす人々の姿が描かれていますね。

シモンズ:昨今、人々の間でそういった部分が不足していると思います。リーガンは父親を失ったけれど、父親の死後、彼女は自分が正しいと思うことをしてきた。そして、それがリーガンにとっては、正しいことをする喜びに変わっていきました。なぜなら、彼女には弟を死なせてしまったという後悔があり、父親との間でまだ後悔が残されていたから。どんな状況下にいても、先に進むために自分の自信を見出して、進んでほしいというメッセージをリーガンから受け取ってもらえたら嬉しいです。

■公開情報
『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』
全国公開中
監督・脚本・製作・出演:ジョン・クラシンスキー
製作:マイケル・ベイ、アンドリュー・フォーム、ブラッド・フラ-
出演:エミリー・ブラント、ミリセント・シモンズ、ノア・ジュプ、キリアン・マーフィー、ジャイモン・フンスー
配給:東和ピクチャーズ
(c)2021 Paramount Pictures. All rights reserved.
公式サイト:https://quietplace.jp/
公式Twitter:@Quietplace_JP



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