乳児売買組織の闇描く 第93回アカデミー賞国際長編映画賞ペルー代表『名もなき歌』7月公開

映画『名もなき歌』7月公開決定

 2019年の第72回カンヌ国際映画祭監督週間に出品され、第93回アカデミー賞国際長編映画賞のペルー代表にも選出された映画『名もなき歌』が、7月31日よりユーロスペースほかにて全国順次公開されることが決定。あわせて予告編とポスタービジュアルが公開された。

 

本作は、ペルー出身の女性監督、メリーナ・レオンの長編デビュー作。かつて新聞記者だったレオン監督の父が追った、実際に起きた事件に基づいて、赤ん坊を奪われた母親の悲哀と絶望、孤独な新聞記者が内に秘めた苦悩と使命感を、貧困と格差、人身売買、民族差別とジェンダー差別、全体主義とテロリズムといった社会問題を背景に描く。

 1988年、政情不安に揺れる南米ペルー。貧しい生活を送る先住民の女性、20才のヘオルヒナは、妊婦に無償医療を提供する財団の存在を知り、首都リマの小さなクリニックを受診する。数日後、陣痛が始まり、再度クリニックを訪れたへオルヒナは、無事女児を出産。しかし、その手に一度も我が子を抱くこともなく院外へ閉め出され、赤ん坊は何者かに奪い去られてしまう。夫とともに警察や裁判所に訴え出るが、有権者番号を持たない夫婦は取り合ってもらえない。新聞社に押しかけ、泣きながら窮状を訴えるヘオルヒナから事情を聞いた記者ペドロは、事件を追って、権力の背後に見え隠れする国際的な乳児売買組織の闇へと足を踏み入れる。

 ポスタービジュアルでは、モノクロームの色彩にヘオルヒナとペドロの姿が切り取られており、「1988年、ペルー 私は子どもを奪われた」とコピーが綴られている。

映画『名もなき歌』予告編

 予告編では、へオルヒナが出産を迎えるシーンや、へオルヒナとペドロの出会い、乳児売買組織の真相を追う様子が描かれている。

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■公開情報
『名もなき歌』
7月31日(土)より、ユーロスペースほか全国順次ロードショー
監督・脚本:メリーナ・レオン
脚本:マイケル・J・ホワイト
撮影監督:インティ・ブリオネス
音楽:パウチ・ササキ
配給:シマフィルム、アーク・フィルムズ、インターフィルム
後援:ペルー共和国大使館
出演:パメラ・メンドーサ、トミー・パラッガ、ルシオ・ロハス、マイコル・エルナンデス
2019年/ペルー、スペイン、アメリカ合作/スペイン語・ケチュア語/モノクロ/スタンダード/5.1ch/97分/日本語字幕:比嘉世津子
(c)Luxbox-Cancion Sin Nombre
公式サイト:namonaki.arc-films.co.jp



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