岡田健史、3度目の刑事役で「戦い方がわかってきた」 『桜の塔』富樫遊馬の“太陽度”

岡田健史、3度目の刑事役での思い明かす

日本アカデミー賞スピーチは「笑われてもいいから言ってやろう」

ーー先ほどのお話にあった説明セリフに関してはいかがですか?

岡田:慣れてきたというと誤解があるんですけど、戦い方がわかってきた感覚があります。説明セリフに関しては、役者がこういうふうに言いたいとか、これを立てたいとか、あまりそういうものを入れない方がいいと思うんです。なぜなら説明だから。自分とは切り離して事実を並べていく上で、どういう声の高さや、どこを立てるのか、その役がなぜ説明セリフを言っているのかを見せる必要があると思うんです。今回の富樫の重要な課題の一つであって、『MIU404』の時にはなくて、『ドクター・デスの遺産』のときには考えもしなかったことでした。そういった意味で、自分の成長は感じています。

ーー昨年は『MIU404』に『ドクター・デスの遺産』と躍進の年の1年でしたね。日本アカデミー賞での落合博満監督の名言を引用したスピーチも印象的でした。

岡田:『桜の塔』の監督の田村(直己)さんも、あのスピーチを「岡田くんいいじゃん!」って言ってくれました(笑)。スピーチの概要に「30秒以内に話してください」とあるのですが、前日それを見るまでは5分くらい話すつもりでいたんです(笑)。よくよく考えると、新人俳優賞の6人いるうちの1人が、そんな長々と話したらダメだなと。概要の中には、「映画のスタッフへの感謝の言葉は控えてください」とも書いてあって、すごく当たり前だなと。感謝しているのは大前提にあって、自分はこの賞をどのように受け取るのかを発表する場だと思ったからこそ、笑われてもいいから言ってやろうと思って、ああいうスピーチになりました。新人俳優賞をもらった立場の人間があまり言うべきではないと思いますが、これで喜んではいけないなと。その年の新しく出てきた人たちの数によって受賞する確率も違うだろうし、ある意味話題性とかもあるんだろうなとか考えると、慢心はできません。しかし、あの場でいろいろな現場で会った方たちと再会できたのはすごく嬉しかったですね。役者さんに限らずスタッフさんとご挨拶できるだけでも、日本アカデミー賞っていいなと思いました。

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岡田健史、『桜の塔』3度目の刑事役での思い【インタビューメイキング】

■放送情報
『桜の塔』
テレビ朝日系にて、毎週木曜21:00~21:54放送
出演:玉木宏、広末涼子、岡田健史、仲里依紗、森崎ウィン、橋本じゅん、高岡早紀、光石研、吉田鋼太郎、椎名桔平、段田安則、渡辺大知、馬場徹、井本彩花、岡部たかし、小松和重、長谷川朝晴、駒木根隆介、小林優仁、関智一
脚本:武藤将吾
エグゼクティブプロデューサー:内山聖子(テレビ朝日)
プロデューサー:中川慎子(テレビ朝日)、中沢晋(オフィスクレッシェンド)
演出:田村直己(テレビ朝日)、星野和成、片山修(テレビ朝日)
制作協力:オフィスクレッシェンド
制作著作:テレビ朝日
(c)テレビ朝日
公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/sakuranotou/
公式Twitter:https://twitter.com/SakuranoTou_ex
公式Instagram:https://www.instagram.com/sakuranotou_tvasahi/

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【応募方法】
リアルサウンド映画部の公式Twitterをフォロー&該当ツイートをRTしていただいた方の中からプレゼントいたします。当選者の方には、リアルサウンド映画部の公式TwitterアカウントよりDMをお送りさせていただきます。

※当選後、住所の送付が可能な方のみご応募ください。個人情報につきましては、プレゼントの発送以外には使用いたしません。
※複数のお申し込みが発覚した場合、ご応募は無効とさせていただく場合がございます。

<リアルサウンド映画部 公式Twitter>
https://twitter.com/realsound_m

<応募締切>
6月16日(水)

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