瀬戸康史主演で『男コピーライター、育休をとる。』ドラマ化 「何かに気付くきっかけに」
瀬戸康史が主演を務めるWOWOWオリジナルドラマ『男コピーライター、育休をとる。』が、7月9日よりWOWOWプライムで放送、6月25日よりWOWOWオンデマンドにて配信されることが決定した。
本作は、男性会社員による育児休業(以下「育休」)体験記を綴った、魚返洋平のノンフィクション体験記を映像化するハートフルコメディ。コピーライターの男性会社員が体験した不安や奮闘、面白さに満ちた育休の6カ月を、笑いと涙で綴り、育休取得への道のり、育休中の生活、職場復帰の問題という、会社員が直面する諸問題について、言葉を巧みに操るコピーライターがユーモアあふれる文体で洞察されている原作だ。
WOWOW初主演となる瀬戸は、男性の育休取得がまだ当たり前と言えない日本社会において、保活、パパ友づくり、育児分担などの難題に四苦八苦しながら奮闘する主人公・魚返洋介を演じる。
脚本を手がけるのは、映画『ヒキタさん!ご懐妊ですよ』の細川徹。監督はヨーロッパ企画の山口淳太が務める。
コメント
瀬戸康史
【本作のオファーを受けた際の気持ち】
育休のリアルとはこれなんだと、思い知らされました…笑
育休というと幸せな様子が多く描かれる印象でしたが、この作品は大変さの方にスポットを当てた作品です。
そこを丁寧に描くことで、赤ちゃんが笑ったり、赤ちゃんが寝た後に夫婦でくだらない話をしたり、そういった小さな幸せを実感し、噛み締める作品だと思います。
【視聴者へメッセージ】
この作品で僕演じる魚返は、最後までそんなに成長はしないのですが、何かに気付く物語です。
それは、支えになってくれる存在がいるって幸せなことなのだということや、当たり前かもしれませんが、その人の事を大切に、思い合って生きていけたらということなどです。
ご覧になる皆さんにも、この作品を通して何かに気付くきっかけになれたら嬉しいです。
脚本・細川徹
このドラマのテーマは「育休」です。「育休」のシーンがあるドラマは、これまでもあると思いますが、ある夫婦の育休のはじまりから、終わりまでの半年、つまり「育休」だけで、作られたドラマは、初めてかもしれません。
夫婦に子供が生まれて、生活が変わったり、変わらなかったり、当たり前のことしか出てきませんが、そんな当たり前の素晴らしさと面白さが描ければ良いなと思いながら、脚本を書きました。
いい気持ちで、寝る前に見られるそんなドラマになっています。
今回、久しぶりに、脚本だけの参加なので、監督の山口さんがどんな演出で、映像にするのか、瀬戸さんが、どう演じるのか、想像しないで、完全に視聴者目線で楽しみにしています!
監督・山口淳太(ヨーロッパ企画)
原作を拝読した時に、「育休を開業しよう」というキーワードを見つけ、素晴らしい発想の転換だと思いました。
そして、育休で「お休み」している人を描くのではなく、育児「開業」、ある意味仕事よりも過酷なその「業」をポップに描くドラマにしようと決めました。
とにかく笑えて、思いっきり泣ける、だれもが楽しめるエンターテインメント作品に仕上げたいと思っております。
見所は、主演の瀬戸康史さんが、救いようがないぐらい不器用な男を演じてくださっているところ。
ぜひご期待ください。
■放送情報
『男コピーライター、育休をとる。』(全6回)
WOWOWプライムにて、7月9日(金)スタート 毎週金曜23:00〜放送
WOWOWオンデマンドにて、6月25日(金)17:00〜第1・2話を配信
※第1回無料放送
出演:瀬戸康史ほか
原作:魚返洋平『男コピーライター、育休をとる。』(大和書房刊)
脚本:細川徹
監督:山口淳太(ヨーロッパ企画)
音楽:都筑孝
プロデューサー:井口正俊、中澤研太
制作協力:東北新社
製作著作:WOWOW
公式サイト:https://www.wowow.co.jp/drama/original/ikukyu/