エディ・ポンが決死の救助に挑む ダンテ・ラム監督作『レスキュー』予告編&日本版ポスター
5月21日より全国公開される、中国の海難救助隊の熱きエキスパートたちを描いた映画『レスキュー』の日本版ポスターと予告編が公開された。
常に死と隣り合わせの海難救助隊に焦点を当て、彼らの過酷な戦いと、大切な仲間や愛する家族との絆を描いた本作は、総製作費120億円をかけたディザスター映画。『オペレーション・メコン』(2016年)、『オペレーション:レッド・シー』(2018年)のダンテ・ラムが監督を務めた。『タイタニック』(1997年)、『パール・ハーバー』(2001)などのプロダクションデザインチームと、『グリーン・デスティニー』(2000年)で米アカデミー賞撮影賞を受賞したピーター・パウと共に、準備期間5年、撮影期間123日間を費やし、史上最大規模の海上救難映画を作り上げた。
海上に設置された石油プラットフォームの大規模火災。エンジントラブルに見舞われたジェット旅客機の墜落。天然ガスを積んだタンカーの爆発。海上で発生した災害の現場に真っ先に駆けつけ、自らの命を顧みず人命救助にあたる海難救助のエキスパートたち。人命救助を最優先にする熱血漢の隊長ガオ・チエン(エディ・ポン)は、二次災害を防ぐため冷静に判断を下す救命ヘリコプターの女性パイロット、ファン・ユーリン(シン・ジーレイ)とチームを組むが、出会った瞬間から衝突する。死と隣り合わせの任務のなか、大切な仲間を目の前で失い、失意と後悔の念に苛まれてもなお、彼らは大災害に立ち向かっていく。
このたび公開された日本版ポスターは、主演のエディ・ポンが石油プラットフォームの大規模火災から、生存者を肩に乗せ、お姫様抱っこならぬ“山賊抱っこ”で決死の救助に当たる姿が。さらには、大海原に墜落した旅客機から生存者を救出する隊員たち、そして無数に飛び交うヘリコプターが、事故現場の緊迫感を表現している。
あわせて公開された予告編は、ダンテ・ラム監督が最もこだわったという海上で起こる大爆発の様子が。エディ・ポンの背後で起こるその爆発シーンは、石油プラットフォームのセットを徐々に巨大プールに沈め、そこで大量の火薬を使い、かつてない規模の大爆発を演出した。そしてエディ・ポン演じる熱血隊長ガオ・チエンの台詞「救助現場は戦場だ!」に続き、自らの命を賭して現場に向かう隊員たちが繰り広げる救助シーンと、過酷な状況下で活動を続ける彼らの熱いドラマが詰まった予告編となっている。
■公開情報
『レスキュー』
5月21日(金)新宿ピカデリーほかにて全国ロードショー
監督:ダンテ・ラム
出演:エディ・ポン、シン・ジーレイ、ワン・イェンリン、ワン・ユイティエン、シュー・ヤン、リー・ミンチョン
配給:ツイン
2020年/中国/133分/シネスコ/北京語/5.1ch/原題:緊急救援(英題:The Rescue)
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公式サイト:rescue-movie.com