『ロキ』『ブラック・ウィドウ』予告編からわかること 『アントマン』最新作への伏線も?

『ロキ』『ブラック・ウィドウ』予告編を考察

 こんにちは、杉山すぴ豊です。ここ1週間のマーベル、DCのアメコミヒーロー映画まわりのニュースや気になった噂をセレクト、解説付きでお届けします!

 先週、6月11日にディズニープラスで配信される『ロキ』、そして7月9日より劇場公開とディズニープラスの同時リリースとなる『ブラック・ウィドウ』の予告編がリリースされました。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)ファンにとってはワクワクするような映像がいっぱいでした。今回はその予告編の中からマニアックな視点で気になるポイントを解説しましょう。

マーベル・スタジオ『ロキ』|予告編|Disney+(ディズニープラス)

 まず『ロキ』なんですが、タイムトラベルが物語のポイントになりそうです。ここでチェックしたいのは、予告編の17秒目ぐらいのところにググ・バサ=ローが演じるキャラ出てきます。彼女の役はRavonna Lexus Renslayer(ラヴォナ・レクサス・レンスレイヤー)だと伝えられています。マーベル・コミックではこの人物は40世紀の未来の姫なのですが、“征服者カーン”という時空を超えて暴れまわるスーパーヴィランと縁のあるキャラです。そしてこの“征服者カーン”は、2022年公開予定の次の『アントマン』の映画『Ant-man And The Wasp Quantumania(原題)』に登場する予定。演じるのはドラマ『ラヴクラフトカントリー 恐怖の旅路』で注目されたジョナサン・メジャースです。つまり『ロキ』と次の『アントマン』の映画がここでつながるのです。

 ちなみに『Ant-man And The Wasp Quantumania』では、現在『ザ・スイッチ』(傑作です!)に出演しているキャスリン・ニュートンがアントマンことスコット・ラングの娘キャシー役で登場。恐らくスタチュアというヒーローになるハズ。

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