『仮面ライダーW(ダブル)』のその後を描く 『風都探偵』アニメ化決定
仮面ライダー生誕50周年を記念して、『仮面ライダーW(ダブル)』のその後を描くマンガ『風都探偵』のアニメ化が決定した。
『仮面ライダーW(ダブル)』は、桐山漣(左翔太郎役)と菅田将暉(フィリップ役)がW主演を務めた、2009年放送の平成仮面ライダーシリーズ第11作目。ハードボイルドな探偵バディドラマで、高いドラマ性やスタイリッシュなアクションなどで好評を博し、シリーズの中でも人気の高い作品の一つとなっている。現在は『週刊ビッグコミックスピリッツ』にて、続編を描いたマンガ『風都探偵』が連載中だ。
『風都探偵』では、“バディ探偵” 左翔太郎とフィリップとおなじみのメンバーに加え、謎の美女「ときめ」が加わり、風の街「風都」で巻き起こる新たな怪事件に立ち向かう仮面ライダーWの活躍が描かれる。
制作決定に伴い、総合プロデューサーの塚田英明からコメントが寄せられた。
総合プロデューサー 塚田英明 コメント
ある原作が違うメディアになった時、「こうじゃないんだけどなあ」と不満に思うことありませんか? 「主人公はこんなこと言わない」「なんかテンポが悪い」「知っている説明をクドくしないで」等々。でも、そんなストレスが一切無かったのが、実写ドラマ『仮面ライダーW』がマンガ『風都探偵』になった時でした。
マンガ『風都探偵』は、「『W』のその先の物語」を描いた正統続編。そもそも「内容」が新しいから刺激的なのですが、それプラス「技術」の面もあるのです。僕も監修していて驚いたのですが、原作の三条陸センセイはなんと「ドラマの『W』を観ているのと同じ感覚で読める」ことを計算してマンガを設計しているのです!
その考えのベースには三条さんの「ファンの気持ちを常に想定した視点」があります。だから読者の皆さんは驚くほどストレスフリーに風都の新たな物語を享受出来たのです。
風都の物語は、ついに「アニメ」という新形態を現します。挿入歌「Cyclone Effect」の歌詞になぞらえるならば、「きっと強くなれる 次のステージへ風が連れていくよ」という節目です。今回集結していただいた優秀なアニメクリエイター陣が、ここで言う「風」。前述の「ファンの気持ちを常に想定した視点」を心掛け、必ずや“満足”へお連れします!
アニメ『風都探偵』――――仮面ライダーWの次のステージにご期待ください!
■書籍情報
『風都探偵』
掲載誌:『週刊ビッグコミックスピリッツ』(小学館)
原作:石ノ森章太郎
脚本:三条陸
マンガ:佐藤まさき
監修:塚田英明(東映)
クリーチャーデザイン:寺田克也
(c)石森プロ・東映 「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)
公式サイト:https://www.kamen-rider-official.com/kr50th/fuuto