『RUN/ラン』公開日が6月18日に決定 母に“人が服用しない薬”を飲まされる予告編も
アニーシュ・チャガンティ監督&製作陣の最新作『RUN/ラン』の公開日が6月18日に決定し、あわせて予告編が公開された。
本作は、すべてPC画面の映像でストーリーが展開する2018年公開のアメリカ映画『search/サーチ』を手がけたチャガンティ監督と製作・脚本のセブ・オハニアンが再タッグを組んだサイコスリラー。本国アメリカでは、コロナ禍を背景に、昨年11月にHuluでの配信がスタート、配信初週における同サービス最高視聴者数の記録を更新した。ある郊外の一軒家で暮らすクロエ(キーラ・アレン)は、生まれつき慢性の病気を患い、車椅子生活を余儀なくされている。しかし常に前向きで好奇心旺盛な彼女は、地元の大学への進学を望み、自立しようとしていた。そんなある日、クロエは自分の体調や食事を管理し、進学の夢も後押ししてくれている母親ダイアン(サラ・ポールソン)に不信感をを抱き始める。ダイアンが新しい薬と称して差し出す緑色のカプセル。クロエの懸命な調査により、それは決して人間が服用してはならない薬だったのだ。なぜ最愛の娘に嘘をつき、危険な薬を飲ませるのか。そこには恐ろしい真実が隠されていた。ついにクロエは母親の隔離から逃げようとするが、その行く手には想像を絶する試練と新たな衝撃の真実が待ち受けていた……。
主人公である車椅子の娘クロエ役には、オーディションで抜擢された新人女優キーラ・アレンを起用。対して、人生のすべてを娘に捧げた“完璧な母親”から歪んだ母性愛が狂気へと変貌していく母ダイアン役は、人気ドラマシリーズ『アメリカン・ホラー・ストーリー』のサラ・ポールソンが務めた。
今回公開された予告編は、チャガンティ監督の前作『search/サーチ』を彷彿とさせるPCログイン画面の様子から始まる。アイコンには車椅子生活の少女クロエと、彼女を献身的に支える母ダイアンの仲睦まじい姿。毎日母から飲まされる薬のラベルに不審点を見つけたクロエはネット検索を試みるも、画面には「インターネットに接続されていません」の表示が。今作は前作とは真逆のインターネットや携帯に接続できない環境だ。「僕らなりの方法で、“前回とは違うよ”と、伝えているんだ」とこのカットの意図をチャガンティ監督と製作陣は語っている。薬の正体が“人が服用しない薬”だという衝撃の事実が判明し、全力で母親からの逃亡を図るクロエ。一気に狂気をあらわにするダイアン。毒母の言葉の真意、そして母娘の絶叫の末に待つ“衝撃のラスト”とは。
■公開情報
『RUN/ラン』
6月18日(金)TOHOシネマズ 日本橋ほか全国ロードショー
監督・脚本:アニーシュ・チャガンティ
製作・脚本:セブ・オハニアン
出演:サラ・ポールソン、キーラ・アレン
配給:キノフィルムズ
提供:木下グループ
2020/英語/アメリカ/90分/5.1ch/カラー/スコープ/原題:Run/G/字幕翻訳:高山舞子
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