はみ出し者たちのサクセスストーリー 『ローズメイカー 奇跡のバラ』ポスター&予告編

 5月28日より公開される『ローズメイカー 奇跡のバラ』の予告編とポスタービジュアルが公開された。

 フランス郊外、父に遺された小さなバラ園を一人で経営する頑固者のエヴ。かつては優秀なバラ育種家として名を馳せていたが、今や愛するバラ園は倒産寸前。人を雇う余裕もなく、職業訓練所から派遣された3人の“ダメダメな素人たち”がスタッフとして加わることになる。しかし、バラのことを全く知らない彼らは、手助けどころか足を引っ張る失敗の連続。そんな中、エヴは世界初となる新種のバラの交配を思いつく。そして全てを懸けて翌年のバガテル新品種国際バラ・コンクールに挑むことを決心するが……。

 エヴに扮するのは、セザール賞に10度ノミネート、そのうち『偉大なるマルグリット』などで2度受賞、大ヒット作『大統領の料理人』でも知られるカトリーヌ・フロ。セザール賞短編賞をはじめ、数々の賞に輝くピエール・ピノーが監督を務めた。

 このたび公開されたポスタービジュアルでは、「咲いたのは人生でした。」というコピーとともに、愛すべき“はみだし者たち”が揃ってバラ園に佇み、堂々と笑みを浮かべるエヴに対して、不安げな3人の姿が印象的なデザインとなっている。

映画『ローズメイカー奇跡のバラ』予告編

 また、同時に公開された予告編では、主人公のエヴ(カトリーヌ・フロ)が、「チクショー!」と、倒産寸前のバラ園の危機に頭を抱えるシーンから始まる。孤立奮闘中のエヴの前に現れたのは、職業訓練所から派遣された3人の素人たちだった。刑務所に入っていたフレッドからは「ババア」と呼ばれ、3人に任せていたビニールハウスのバラは枯れて果て、ますます窮地に追い込まれるエヴ。そんな彼女が閃いたのは、世界にひとつだけのバラを創るという挑戦だった。

 また、3月19日の12時から3月26日の11時59分まで、本作のムビチケが、通常1500円のところタイムセールとして1300円で販売される。

■公開情報
『ローズメイカー 奇跡のバラ』
5月28日(金)より、新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国ロードショー
監督・脚本:ピエール・ピノー
脚本:ファデット・ドゥルアール、フィリップ・ル・ゲイ
出演:カトリーヌ・フロ、メラン・オメルタ、マリー・プショー、オリヴィア・コート、ファツァー・ブヤメッド
配給:松竹
2020年/フランス/フランス語/96分/原題:La Fine fleur
(c)2020 LA FINE FLEUR – ESTRELLA PRODUCTIONS – FRANCE 3 CINEMA –AUVERGNE-RHONE-ALPES CINEMA
公式サイト:https://movies.shochiku.co.jp/rosemaker

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