塚本晋也&平山祐介、『おかえりモネ』出演決定 清原果耶の笑顔が印象的なポスターも公開
5月17日よりスタートするNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』のポスタービジュアルと新キャストが発表された。
朝ドラ第104作目となる『おかえりモネ』は、「海の町」宮城県・気仙沼で生まれ育ち、「森の町」登米で青春を送るヒロインが、“気象予報”という「天気」にとことん向き合う仕事を通じて、人々に幸せな「未来」を届けてゆく、希望の物語。主人公・永浦百音を清原果耶、脚本を『透明なゆりかご』(NHK総合)、『きのう何食べた?』(テレビ東京系)、『G線上のあなたと私』(TBS系)などを手がけてきた安達奈緒子が担当する。
ポスタービジュアルを手がけたのは、アートディレクターの古谷萌。晴れやかな空を見つめる清原の姿とともに、「晴れ、雨、進め。」のキャッチコピーが添えられている。古谷は、本ポスターに込めた思いを、「快晴とは言えない2021年に、晴れでも、雨でも、前に進める力を」とコメント。
また、新たなキャストとして、塚本晋也と平山祐介が出演することが決定。塚本は登米のジャズ喫茶のマスター・田中知久を演じる。かつては東京の音楽業界で働いていた人物であり、百音とも縁のある人物になるという。平山が演じるのは、登米の診療所の医師・中村信弘。地域医療の発展を目指し、精力的に活動している人物だ。
情報発表にともない、アートディレクターの古谷、ポスタービジュアル撮影のてんてん、新キャストの塚本と平山より、下記のコメントが寄せられた。
コメント
古谷萌(アートディレクター)
海から山へ、雨雲が水分を運ぶ。山から海へ、豊かな養分が流れる。
水の循環がすべての生き物に恵みを与えている。
そのことに気がつき、曇りから晴れるモネの一瞬の表情。
その絵をつくるために、チーム一丸となって何ヶ月も話し合い、制作を進めました。
全員が同じ方向を見ることができて、その先には、最高の天気が待っていました。
快晴とは言えない2021年に、晴れでも、雨でも、前に進める力を。
モネと一緒に、日本中が前進できると信じています。
てんてん(カメラマン)
故郷の宮城県を舞台にした連続テレビ小説のポスター撮影を担当させてもらい、とても光栄です。
先の見通しがつき辛い今だからこそ、一人でも多くの人にこのドラマを見て欲しいと思い、ポスターチーム一丸となって丁寧にメインビジュアルを仕上げました。
撮影前日は台風の影響で一日中雨でしたが、撮影当日は、晴れて欲しい時に晴れて、曇って欲しい時に曇るという、理想的な天気の中で撮影でき、一枚一枚、宮城魂込めてシャッターを押しました。
撮影の終盤には、気仙沼の海に美しい夕焼け空が広がり、夕陽に照らされた清原さんの笑顔がとても印象的でした。
天気に愛されているヒロインが、ドラマの中で、どう成長していくかとても楽しみです。
塚本晋也(田中知久役)
“朝ドラ”では、いつも魅力的な役をいただいています。今回も、安達先生の脚本を読ませていただきとても気合いが入りました。僕が演じるトムさんは、人や自然を撮影するためカメラを手に出かけていく活動的な人物である反面、人生に対して消極的になってしまうこともある人物です。ふだんは自分の中に見覚えがある役をいただくことが多いのですが、このトムさんという役は自分の中に見覚えがなかった。だからこそ、今まで歩んでこなかった人生をこの役で追体験できると思っています。自分の中にないと思っていたけれど、実はあったかもしれない部分を引きずり出して演じました。短い期間ではありましたが、清原さんをはじめ皆さんとの共演はとても楽しく、エキサイティングでした。
平山祐介(中村信弘)※連続テレビ小説初出演
「なっちゃんの写真館」とか「澪つくし」とか好きだったなぁ。長きにわたり名作を生み出し続ける“朝ドラ”への初出演!この上ない喜びであります。
物語の内容から、震災3年後の2014年に東北を旅した時に現地で見聞きしたことが思い出され、少し涙ぐんだり、激しく元気づけられたり。
人たらし風な中村医師。モネちゃんや菅波先生に、ちょっとだけ先のヒントや道標を気付かれないように、そーっと投げかけてあげられたら嬉しいです。
■放送情報
NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』
NHK総合にて、5月17日(月)より放送
出演:清原果耶、内野聖陽、鈴木京香、蒔田彩珠、藤竜也、竹下景子、夏木マリ、坂口健太郎、浜野謙太、でんでん、西島秀俊、永瀬廉、恒松祐里、前田航基、高田彪我、浅野忠信ほか
脚本:安達奈緒子
制作統括:吉永証、須崎岳
プロデューサー:上田明子
演出:一木正恵、梶原登城、桑野智宏、津田温子ほか
写真提供=NHK