川口春奈、『麒麟がくる』帰蝶役を振り返る 「自信と誇りをもてた」

川口春奈、『麒麟がくる』帰蝶役を語る

 2月7日に最終回を迎える大河ドラマ『麒麟がくる』(NHK総合)。このたび、帰蝶を演じる川口春奈よりコメントが寄せられた。

 本作は、大河ドラマ第29作『太平記』の池端俊策が脚本を手掛けた戦国時代劇。織田信長の家臣として知られ、日本史の一大事件のひとつ「本能寺の変」を起こした智将・明智光秀(長谷川博己)を主役とし、その謎めいた半生に光を当てていく。

 川口は帰蝶として、幼少期から知る光秀、夫となる織田信長(染谷将太)とこれまで渡り合ってきた。川口は演じた帰蝶について、「最後まで強い信念を持ち、かしこくてパワフルな女性だったと思います」とコメント。また、1月31日に放送される第43回では、帰蝶と十兵衛(光秀)のあるやりとりが描かれるという。川口は、「帰蝶らしく十兵衛に自分の思いを伝えたんだと思います。とても素敵なシーンになっていると思います」と視聴者へメッセージを送った。

川口春奈(帰蝶役)コメント全文

帰蝶が生きた時代は本当に激動の時代です。父・道三の思いや、自分がやらなくてはいけないという宿命を背負い、時に手段を選ばないときもありましたが、帰蝶は最後まで強い信念を持ち、かしこくてパワフルな女性だったと思います。これまで信長を支えてサポートしたり、プロデュース的なこともしてきましたが、帰蝶もただ単に「あいつを討てばよい」と言っているわけではなく、その裏側にはどのような思いがあったのか、ご覧いただいている方に最後まで伝わるとうれしいです。

そして、『麒麟がくる』で帰蝶の役を演じることができて、自信と誇りをもてたと同時に、この物語の中に少しでも携わることができたことは奇跡だなと思っています。

第43回は、光秀と帰蝶のやりとりが描かれます。とてもせつない身の引き方となりますが、明るい未来への希望を忘れず、帰蝶らしく十兵衛に自分の思いを伝えたんだと思います。とても素敵なシーンになっていると思います。

■放送情報
大河ドラマ『麒麟がくる』
NHK総合にて、毎週日曜20:00〜放送
BSプレミアムにて、毎週日曜18:00〜放送
BS4Kにて、毎週日曜9:00〜放送
主演:長谷川博己
作:池端俊策
語り:市川海老蔵
音楽:ジョン・グラム
制作統括:落合将、藤並英樹
プロデューサー:中野亮平
演出:大原拓、一色隆司、佐々木善春、深川貴志
写真提供=NHK
公式サイト:https://www.nhk.or.jp/kirin/
公式Twitter:@nhk_kirin

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