熾烈な戦場シーンも セバスチャン・スタン主演『ラスト・フル・メジャー』日本版予告公開

『ラスト・フル・メジャー』日本版予告公開

 3月5日より公開されるセバスチャン・スタンの初主演映画『ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実』の日本版予告とポスタービジュアルが公開された。

 リドリー・スコット監督作『白い嵐』の脚本で知られるトッド・ロビンソン監督のもと、クリストファー・プラマー、ウィリアム・ハート、サミュエル・L・ジャクソン、エド・ハリス、アリソン・スドル、ジェレミー・アーヴァインが集結した本作は、実話をもとにベトナム戦争の“知られざる英雄の真実”に迫る社会派作品。昨年8月に惜しまれながらこの世を去ったピーター・フォンダの演技が観られる最後の出演作品となっている。

 結婚するはずだった息子宛に届いた恋人からの手紙を今も大切にしている父フランク・ピッツェンバーガー(クリストファー・プラマー)は、「空軍兵の息子が陸軍の戦友たちのために命を落とした」ことが信じられないという。歩兵師団のビリー・トコダ(サミュエル・L・ジャクソン)は語ることはないとばかりにレコーダーを投げ捨ててしまう。1996年のベトナムで初めて敵と対峙したジミー・バー(ピーター・フォンダ)は、過酷な戦場でピッツェンバーガーに命を救われたが、帰国後重度の後遺症によって昼夜が逆転した生活を送る。スクールバスのボランティアをしている退役軍人モントーヤ(エド・ハリス)は、重い口を開こうとはしない。やがて、ベトナムで暮らすキーパー(ジョン・サヴェージ)が、戦場の真相を知る人物だという情報をキャッチ、空路ハノイへと飛ぶ。

映画『ラスト・フル・メジャー』予告編

 完成した日本オリジナル予告編は、ベトナム戦争の熾烈な戦場シーンから始まる。ヘリからパラレスキュー員のウィリアム・ピッツェンバーガーが降下する。名誉勲章の授与は「彼が受けるべき栄誉だから」とハフマンに訴えるタリー。「ベトナム戦争の中でも最も過酷な作戦だった」という証言に、戦死者の墓標の前で項垂れる元陸軍兵ビリー・トコダの姿が重なる。続いて、息子の名誉を願う父フランクが「息子は空軍兵だ。地上戦はしないはず」だと語る。やがて、「極秘書類が消された」――ハフマンの調査を妨げる巨大な陰謀が頭をもたげ始めた時、ビリー・トコダが「アメリカ兵が味方を殺した」と重い口を開いた。息子への栄誉を願う父、英雄を讃えることを願う戦友たちの思いを受け止めたハフマンは「真相を突き止める」と決意。その先にどんな真実が待ち受けるのか。

■公開情報
『ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実』
3月5日(金)より、シネマート新宿ほか全国公開
監督・脚本:トッド・ロビンソン
出演:セバスチャン・スタン、クリストファー・プラマー、ウィリアム・ハート、エド・ハリス、サミュエル・L・ジャクソン、ピーター・フォンダ、ジェレミー・アーヴァイン、ダイアン・ラッド、エイミー・マディガン、ジョン・サヴェージ
配給:彩プロ
2019年/アメリカ/英語/カラー/116分/原題:The Last Full Measure
(c)2019 LFM DISTRIBUTION, LLC
公式サイト:thelastfullmeasure.ayapro.ne.jp
公式Twitter:https://twitter.com/LFMmovie

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