『君と世界が終わる日に』は人間ドラマも見どころに 竹内涼真とゾンビのバトルにも注目!

『きみセカ』竹内涼真の新たな表情を追う

 ある日、自分の住んでいる街に“生ける屍”が現れたら……。友人を犠牲にすることができるだろうか? 大切な人を助けられるだろうか? 窮地に立たされた人間が正気と狂気の狭間で揺さぶられる時に、普段なら見せることのない姿が露呈するだろう。日本テレビ×Hulu共同製作ドラマ『君と世界が終わる日に』(日本テレビ系)が1月17日より放送を開始する。

 本作は、地上波ゴールデン帯初の本格ゾンビドラマだ。さらに日本テレビと動画配信サービスHuluが共同で製作し、Season1を日本テレビ系日曜ドラマで放送、その後のSeason2はHuluにて配信するという、新たな試みでも注目されている。

 間宮響(竹内涼真)がトンネル崩落事故に巻き込まれ、4日ぶりに生還すると、世界は一変していた。恋人の小笠原来美(中条あやみ)の安否もわからぬまま、響はゾンビだらけの街で必死に苦難を乗り越えていく。脇を固めるのは笠松将、飯豊まりえ、大谷亮平らの俳優陣だ。常軌を逸した世界で絡み合うゾンビサバイバル×ラブストーリー×ミステリーは、思わず手に汗握るようなスリル溢れるシーンが見どころだ。アクションはもちろん、それぞれのキャラクターの見せる人間ドラマにも胸が締め付けられる。

 響を演じる竹内涼真は、本作で髪を茶色に染めサイドを刈り上げたヘアスタイルで、大きくイメージチェンジ。ゾンビものならではのバトルや、ある武器を使ったアクションシーンにも挑戦した。竹内の真っ直ぐな瞳が“諦めない”強さを持つ響と共鳴するさまは、恐怖に支配される世界での一筋の光にも見える。竹内といえば『ブラックペアン』(TBS系)や『テセウスの船』(TBS系)での生真面目な好青年役が記憶に新しいだろう。そんな竹内だが、本作ではやや荒っぽいたくましさも見せてくれる。一歩歩けば“危機一髪”が迫りくるゾンビだらけの世界で粘り強く生存を試みる姿には、生命力に満ち溢れた魅力を感じずにはいられない。恋人の来美を一途に想う姿もまた、魅力的だ。第1話の時点ですでにスリリングなシーンに満ちた本作。響が切り抜けるピンチの数々に、ハラハラさせられること、この上ないだろう。

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